7月31日(木)に大阪OMMビルで開催された「KOSEN-REIMフォーラム2025」において、周南地域で活動する橋守隊(CATS-B)が西川和廣賞(人材育成部門)を受賞し、橋守隊の結成からちょうど10年となる8月4日「橋の日」に、周南市の藤井律子市長に受賞報告を行いました。 CATS-Bは、2015年に結成された市民団体で、周南地域の橋の清掃や簡易点検を行っています。本校土木建築工学科の海田辰将教授が副隊長を務め、これまで多くの学生や地域の子どもたちとともに活動を続けてきました。結成当初は学生隊員だった山根達郎助教も、現在は本校の教員として専門家の立場から橋守活動を担っています。 西川和廣賞は、一般財団法人 高専インフラメンテナンス人材育成推進機構(KOSEN-REIM)が2025年に創設した賞で、「地元のインフラを守る“名もなき貢献者”に光を当てる」ことを目的としており、今回が第1回目の表彰となります。CATS-Bの「無理なく気ままに楽しみながら」というユニークな活動スタイルや、活動に参加した子どもたちが本校を含む土木系学科に進学する例も多く、インフラメンテナンス人材の育成において、特に優れた成果を挙げている点が高く評価されました。 CATS-Bは2017年の「第1回 インフラメンテナンス大賞 国土交通大臣賞」に続き、今回も「初めての賞」を受賞しました。今後も地域の子どもたちや学生たちとともに、「無理なく気ままに楽しみながら」橋守活動を続けていきます。 令和7年8月22日 |