今回は、今年の夏休みにトビタテ11期生としてスウェーデン留学を果たした情報電子工学科3年の山根夕奈さんが送ってくれた現地レポートをご紹介します。
前回のレポートを提供してくれた10期生の弘中さんが春休みに同じ学校に留学していたこともあって、事前にたくさん相談していましたが、その弘中さんも8期でスウェーデンに行った先輩からアドバイスをもらっていました。
徳山高専の留学経験者のバトンは、毎年こうして新しい挑戦者に手渡されています。
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トビタテ11期生としてスウェーデンのストックホルムに5週間留学しています。『スウェーデン発祥のタクティールケアとAI技術の融合から挑む認知症の未来』というテーマで探究活動を行っています。普段はストックホルムにあるNTI高等学校で、現地の学生たちと共に学校生活を送っています。授業は全てスウェーデン語で行われるため翻訳アプリがかかせませんが、先生方や学生は英語も流暢なため、コミュニケーションを取る際は英語で親身に話してくれます。そして、現地に来て特に驚いたのは、スウェーデンが想像以上に多国籍な国であることです。スウェーデンは移民の受け入れが進んでいる背景もあり、クラスメイトもスウェーデン人だけではなく、ヨーロッパ各国や、アジア、アフリカなど様々な国にルーツを持つ学生が多かったことが印象的です。
探究活動においては、NTI高校をはじめとする多くの学生にシールアンケートやQRコードによるアンケートに協力してもらうことができ、認知症ケアに関する情報収集を行うことができました。介護施設の訪問では、メールを送っても断られることもありましたが、諦めずに自分ができることに向き合ったことで、最終的には最も行きたかった施設を訪れることができました。実際に介護の現場で働く方から生の声を聞くことができたのは、本留学においてとても意義があると感じています。また、留学後半で、急遽名門KTH(ストックホルム王立工科大学)の教授との面談の機会を得ることができ、専門家から直接お話を伺えたことは大変貴重な経験となりました。将来のアドバイスをいただいたり、キャンパス内を見学したり、海外の大学の雰囲気を感じられたのは自分にとって大きな糧となりました。これらの3つの活動を全て達成することができたことで、自分に自信を持つことができました。日本に帰国後も、留学で得た学びをもとにより深い探究を続けていきたいです。
また、この留学期間中に、念願のフランスを訪れることができました。今まで映画の中で見てきたものを自分の目で見ることができ、目に入ってくる全てのものが新鮮で美しかったです。たくさんの夢を叶えることができ、自分の世界が広がりました。
スウェーデンは、人々の人柄が良いことや、自然豊かで街全体が美しいこと、水やトイレについても日本と同じ状態であることもあり、日本人にとってとても過ごしやすい国だと思いました。日本で過ごしているときは、すぐに周りの人に助けてもらえる環境でしたが、海外に出ると全て自分で考えて行動しなければいけない環境でした。日々模索していく中で、たとえうまくいかなくても、方向性を変えてアプローチをし続けた結果、最終的には情熱を持って探究活動をやり切ることができたという大きな達成感を得ることができました。留学期間中は、ホームステイで現地に滞在していますが、この期間にたくさんの素敵な人々に出会うことができて本当に嬉しいです。本留学を通して、高校生という若さで、自分の目で世界を見るということにとても意味があると学びました。そして、絶対にスウェーデンに戻ってきたいと思っています。改めて、このようなすばらしい経験を与えてくれたトビタテ!留学JAPANに感謝の気持ちでいっぱいです。
I'll be back in Sweden🇸🇪