7月31日(木)、東北大・八戸高専名誉教授・長岡技科大特任教授の岡田益男先生を講師として、教職員向けのオンライン科研費講演会を開催しました。 講演では、科研費申請のノウハウとして、過去の採択状況に基づく詳細な分析結果から、申請細目の選び方や研究期間の考え方をご教授いただきました。また、採択されやすい申請書の具体的な書き方として、題目で新規性、重要性をアピールすること、1ページに1枚は図を必ず入れて申請書は絵のように美しく描くことの重要性を教えていただきました。 講演の締めくくりでは、「科研費は申請しなければ採択されない」という原則が改めて強調されました。そのためには、教職員全員が申請に取り組む仕組みづくりが不可欠であり、さらにその体制の中で、科研費申請の経験豊富な教員が申請書を確認し、助言を行うサポート体制の構築が重要であると述べられていました。 参加した教職員は、岡田先生の講演に熱心に聞き入り、質疑応答では申請に対する具体的な質問も多く見られました。 来年度の徳山高専の科研費申請率及び採択率の向上が期待されます。 令和7年9月3日 |