6月14日(土)、徳山高専を会場として「第77回 令和7年度 土木学会中国支部研究発表会」が開催され、土木建築工学科5年 林美宙さん、環境建設工学専攻2年 工藤瑞希さん、齊藤遥奈さんが「若手優秀発表者賞」を受賞しました。この賞は、学生を含む30歳以下の研究者および技術者を対象に、特に優れた発表を行った者に贈られるものです。林さんは、本科生による研究発表が非常に珍しく、大学院生や専攻科生が多くを占める中で、堂々と発表を行い、最年少での受賞となりました。さらに、齊藤さんは本学会で3年連続の受賞、かつ今回は取り組んでいる2件の研究テーマについて発表を行い2件とも受賞という快挙を成し遂げました。
3人の研究発表題目は以下の通りです。
林さん :人工衛星の土壌水分観測値を基にした斜面崩壊危険度の3DGIS による広域的評価
工藤さん :月の地下空間を拠点とする持続可能な基地の設計
齊藤さん①:曲げを受ける溶接桁の磁歪応力測定と磁場の浸透深さに関する考察
齊藤さん②:「地域」に特化した現場見学総合情報サイト(フラNavi)の制作と実装
本学会では、計182件の研究発表と企業・官公庁18団体によるブース展示が行われ、土木建築工学科からは、5年生と専攻科生13名が計14件の研究発表を行いました。
さらに、土木建築工学科の教職員と共に5年生や専攻科生全員が運営に携わり、多くの本科2~4年生もキャリア研究の一環としてブース展示等に参加しました。
当日は梅雨らしい雨模様となりましたが、中国地方5県から多くの参加者にご来場いただき、活気に満ちた思い出深い学会となりました。
令和7年6月17日



