地域連携

台湾からの研究者・技術者訪問団の方々に施設見学会を実施しました

  2月28日(水)、台湾の國立屏東科技大學水土保持系の許中立教授を含む大学関係者4名と、台湾の土木コンサルタント技術者6名、代理店関係者2名の12名が多機能フィルター株式会社との共同研究『法面の侵食防止用マットの評価』で使用している施設を見学に来られました。今年度、侵食防止用マットを設置した場合の土中水分の解析を行っている屋外試験地を見学し、共同研究の内容について理解を深められました。また、人工降雨試験装置を用いたASTM規格に準拠した侵食防止用マットの侵食防止性能の評価方法について説明を行い、活発な議論が行われました。多機能フィルター株式会社は、創業当時から国立屏東技術學院資源保育技術系(現 屏東科技大學水土保持系)と技術交流を継続し、台湾において侵食防止用マットの事業を積極的に推進されています。今後、台湾において、侵食防止用マットの採用が拡大し、土壌侵食や土砂災害の防止につながることが期待されます。

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