地域連携

リモート型教材を活用した自転車の交通安全教育を実施しています

土木建築工学科の目山直樹准教授は,webページに掲示したリモート型教材(アンケートと動画)を活用した交通安全教育プログラムを開発し,地域の小学校・中学校と連携した取り組みを実施しています。

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【周南市立岐陽中学校での対面型の交通安全教育の実例(2022年度)】

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【本校5年生が卒業研究として取り組み,講師を務めました】

 

この取り組みの成果は,2023年4月に行われた「日本都市計画学会中国四国支部研究発表会」で「リモート型交通安全教育教材の企画・製作と運用実験」と題して発表されました。

取り組みのきっかけとなったのは,2012年度の通学路上での事故事案でした。その遠因が,自転車の中学生と歩行者の小学生の双方が通行位置を理解していないためと考えました。この問題に着目し,活動を立ち上げました。

活動を通じて,歩行者である小学生と,自転車を利用する中学生の通行位置のふりわけがうまくいっていないという地域の困り感が明らかになり,同一地域の小学生と中学生の双方に実施する、1回1時間の交通安全教育プログラムを開発しました。

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【Web上で閲覧できる15分の動画の画面】

 

下の表は2015年からの周南市菊川地区での取り組み内容と,2022年度の岐陽中学校での取り組みをまとめたものです。2013年度には,周南市熊毛地区(勝間小学校と熊毛中学校),2014年度には周南市戸田地区(戸田小学校と桜田中学校)でも取り組みを開始しています。

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上の写真は,周南市立勝間小学校の「学校運営協議会」で,熊毛地区での交通安全教育とその後の対応について,話しあっているところです。地域の困り感を「学校運営協議会」と共有し,地域社会,学校,行政が連携して取り組み,問題解決につながった一例です。現在、熊毛地区呼坂の国道2号では,650mの区間で歩道幅員を2mから3.5mに広げる事業に着手しています。

 

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【周南市熊毛地区呼坂の国道2号。幅員2mの歩道区間】

 

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【2023年10月に行われた通学路合同点検。目山教員も立ち会いました】

 

2022年11月に新たな「自転車安全利用5則」(内閣府)が定められ,ヘルメットの着用が努力義務化されました。今後は高校生も含む自転車通学生への交通安全教育に展開し,さらに地域の安全・安心を高めていきたいと考えています。

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