地域連携

ボッチャ・サポーター育成講座を実施しました(2023年3月18日)

徳山高専ATチームは,地域の皆さんがボッチャというスポーツを知って楽しむことを通じて,障害の有無に関わらず誰もが社会参加できる社会を理解・支援する人材育成を目的とし,「ボッチャ・サポーター育成講座」を令和5318日に開催致しました。

公益財団法人エネルギア文化・スポーツ財団の助成を受けた事業で,山口県ボッチャ協会×徳山高専ATチーム連携事業の第1回目として,下松市と下松市教育委員会の後援及び山口県ボッチャ協会の協力を得て開催したものです。

競技の様子

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今回は山口県ボッチャ協会より武居ひとみ氏(日本ボッチャ協会公認有資格者)を講師としてお迎えし,基本的なボッチャのルール・戦術・技術を説明していただきました。また,ボールの持つ特長やランプ(勾配具)について詳しく解説しました。

講師による説明 

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ミニ大会を実施し,参加者が実際に競技を体験しました。競技途中で審判の代わりに参加者にボール間距離を測定してもらうなど,参加者には選手だけでなく審判の役割も体験していただきました。

高齢者も競技に参加

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審判員の体験

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障害者が参加できるよう工夫された電動ランプ(特許第6962633 株式会社ユニコーンと共同出願),国産FRP製ランプ試作機(株式会社ニシエフと共同開発)を紹介しました。

ボッチャ装置とランプの説明 

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受講者は計12名で,山口県と広島県の9歳~72歳と幅広い年齢層でした。全員が同一ルールで競技をしました。

実施したアンケートでは受講者全員が「興味・関心が増えた」又は「競技に参加したいと思った」を選択しました。年齢・性別・障害を超えて誰でもいっしょに楽しめる機会については受講者の7割が「良いと思う」を選択しました。

今回のような講座を通じてボッチャ競技の理解者を増やし,障害者が参加するのを支援するサポーターを育成することで,障害者のボッチャ競技会を普及させる活動を広げていきます。

ご参加,ご協力くださった皆様に感謝申し上げます。

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