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モンゴル高専3校と学術交流に関する覚書(MOU)を締結しました

   

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令和7年6月20日、本校はモンゴル国にある3つの高等専門学校、モンゴル科学技術大学付属高等専門学校 (College of Technology (KOSEN), MUST, Mongolia)、ウムヌゴビ高等専門学校 (Technology Institute in Umnugobi, MUST, Mongolia)、エルデネト高等専門学校 (Erdenet Institute of Technology, MUST, Mongolia) と学術交流に関する覚書(MOU:Memorandum of Understanding) を締結しました。この協定は、学生・教職員の相互交流、共同研究、インターンシップ、グローバル探究活動などを通じて、国際的な視野を持つグローバルエンジニアの育成を目的とするものです。今後、両国の学生たちが共同で学ぶ機会を拡大し、地域と世界をつなぐ高専として、実践的な国際教育活動をさらに推進していく予定です。
モンゴル高専の校長先生方には、本校の教育や学生の取り組みをご覧いただくとともに周南市の藤井律子市長を表敬訪問し、モンゴル高専の説明および地域と連携した国際交流の可能性や今後の展望について意見を交わしました。今回の協定締結にあたり、モンゴル科学技術大高専のドゥルマー校長は、首都ウランバートルにある高専だけでなく、北部のエルデネト高専、南部のウムヌゴビ高専とも連携することにより、高専生が「ウランバートル=モンゴル」という先入観を超えて、モンゴルの多様な地域や文化にふれる機会となることに意義を述べられました。
今回の協定を機に、日本とモンゴルの学生にとって、モンゴルでの探究や協働の実践を通じて、視野を広げ、課題を新たな視点から見つめなおす貴重な学びの機会となることが期待されます。モンゴルとの交流がさらに活発になり、学生たちが多様な価値観を理解しながら、未来の技術者が国を越えてともに成長していくことを願っています。

令和7年6月26日

    

 

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