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課外活動の再開に関して

課外活動の再開に関して

学生・保護者の皆様へ

徳山工業高等専門学校
校長補佐・学生主事 櫻本逸男

 山口県に対する政府の緊急事態宣言が解除され,最近になって県教委から対外試合が県内に限り可能になるとの連絡があったことで,各競技団体においても高校総体や高校野球の代替大会の開催が予定されているところです。本校においても,近隣の小中高,高専,大学などの教育機関などの状況も注視しながら,禁止となっていたクラブ活動再開に向けての検討を行ってきました。6月8日(月)には,課外活動再開に向けて,学生の皆さんの健康確保を最優先とした感染拡散防止のための対策を定め,活動における人数の制限,活動時間,活動方法などについて段階的なステップを踏んだ「徳山高専課外活動ガイドライン」を策定しました。
 そして,6月13日(土)からは土日・祝日の活動に限定し,かつ十分な感染症予防対策が図られていることを条件として活動許可を出しています。直近の6月20日(土)と21日(日)には,体育系13クラブ,文科系2クラブで活動を行い,20日は164名,21日は119名の参加がありました。また,7月1日(水)からは,登校学生に限り平日(登校日)の活動も許可することになっています。
 課外活動の再開に当たっては,「徳山高専課外活動ガイドライン」に基づき,まずは学生や保護者の皆様には同意書の提出をお願いしているところです。また,登校時のバスでの混雑を避けるためにバス登校者数の調査をし,クラブごとの活動日や活動時間の調整を行っています。場合によっては保護者送迎をお願いすることもあるかと思いますが,その際はご協力をよろしくお願いいたします。参考までに,20日と21日のバス登校者は,それぞれ18名と14名でした。尚、活動再開後も県内外において感染者が増加する傾向がみられた場合は、活動を禁止することもありますのでご了承下さい。
 最後に、活動再開にあたり、特に体育系のクラブの場合、この時期は体が暑さに慣れていないということに加え、遠隔授業で屋外の活動の機会が減っていることから、熱中症にはくれぐれも注意して下さい。
 以下、7月1日(水)からの徳山高専課外活動ガイドライン(抜粋)、クラブ活動参加に係る同意書(抜粋)、課外活動指導計画及び活動報告書(土日版抜粋)を示します。

徳山高専 課外活動ガイドライン(抜粋)

1. 活動中の感染防止
 ① 身体的距離:基本的に2m(短時間でも最低1m)とする。
 ② 換気の徹底:屋内での活動においては、定期的な換気を確実に行う。
 ③ 施設の共同使用:責任者間で連携をとり、多人数が密集する事態を避ける。
 ④ 更衣室の使用:少人数、短時間での使用とし、会話は禁止する。
 ⑤ マスクの着用:登下校時や近距離での会話の際はマスクを着用する。
  ただし、運動中のマスクの着用は、呼吸の妨げや熱中症リスクのため推奨しない。
 ⑥ 手洗い:活動前後に石鹸やアルコールで手指を洗う。
 ⑦ 消毒:共同使用の用具等の消毒を1日1回以上行う。

2.健康観察等
 ① 学生は検温を徹底し、健康管理票(学生支援係から配布)に記録・保管をする。
 ② 少しでも体調に不安がある場合は活動を自粛するか速やかに帰宅する。
 ③ 登校は、保護者送迎または交通機関の混雑を避ける時間帯とする。
 ④ 活動後に、学生の入構・退構時刻、体温を記入した活動報告書を提出する。

3.学生と保護者の同意
 ① 感染に不安のある学生や保護者の活動に対する参加の意思を尊重する。
 ② クラブ顧問は、学生に対して各クラブの状況に応じた感染対策の説明をする。
 ③ 事前に自筆記名の同意書を提出する。

4. 活動時間等
 ① 活動時間:土、日、祝日の3時間以内または登校日の18:00(帰校時間)までとする。
 ② 活動再開ステップ:下表に示す共通の段階的再開ステップとする。
 ③ 7月4日(土)は月曜日課なので5(日)、6(月)を土日扱いとする

                共通の段階的活動再開ステップ

ステップ体育系クラブ 文化系クラブ
ステップ0 クラブ活動禁止クラブ活動禁止
ステップ1 再開~グループ練習(5名/1G程度)
数グループ編成、時間を分ける
身体接触は不可
グループ活動(5名/1G程度)
複数部屋の活用も考慮する
ステップ2 4週目~
 
チーム練習解禁
試合形式の練習解禁 
団体活動解禁
ステップ3 5週目~  対外試合解禁対外活動解禁


5.活動方法
 クラブごとに活動スケジュールと活動方法の検討を行う。再開にあたっては、練習や試合で相手と向き合う対人競技や体育館などで行う屋内競技、大人数で行動する団体競技では、感染リスクを招くとされる「3密」(密閉、密集、密接)を避けるための対策が必要である。その際、部員の人数や所在地、活動場所、競技特性によって各クラブで講ずる対策は異なる。
 以下に、クラブの活動特性と感染症リスクの関係性、求められる対策についてまとめているので、活動方法を検討する際の参考にすること。

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