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学年別分散登校の開始に関して

学年別分散登校の開始に関して

学生・保護者の皆様へ

徳山工業高等専門学校
副校長・教務主事 天内和人

 本校では,6月より本科5年生の「卒業研究」や専攻科生の「専攻科特別研究」を許可制で認めてきました。また,「学校再開ロードマップ」を策定し,段階的な学校再開の第一歩として,学校HP等でもお知らせしました通り,7月1日(水)から8月6日(木)まで,登校を希望する学生による「学年別分散登校」を開始することと致しました(8月7日(金)から8月23日(日)までは夏休み)。各学年の登校日及びアンケート調査による登校希望学生数は、以下の通りです。

• 月曜日:CA本科5年生,ME本科5年生,IE本科3年生(49名)
• 火曜日:全学科本科4年生(10名)
• 水曜日:CA本科3年生,ME本科3年生,IE本科5年生(21名)
• 木曜日:全学科本科2年生(35名)
• 金曜日:全学科本科1年生(105名、バス通学希望者・朝夕: 25名(雨天時 31名))
(専攻科生については専攻科より別途通知)

 なお,「学校再開ロードマップ」では,夏休み明けの8月24日(月)から半数登校を開始し,その後は通常の登校を予定しています(ただし登校希望者のみ)。また後期は,現時点では,通常通りの授業とすることを予定し行事予定等も組まれていますが,新型コロナウィルスの感染拡大状況等によっては,「徳山工業高等専門学校におけるNew Normal Standard(新しい行動基準)」に則り,授業方法や行事予定が急遽変更される可能性もあることをご承知願います。
本校では,「徳山工業高等専門学校におけるNew Normal Standard(新しい行動基準)」を令和2年6月15日に策定し,この基準に基づいて,教育を中心とした学校の各種活動方針を決定しております。この基準は,新型コロナウィルス感染症対策本部決定「新型コロナウィルス感染症対策の基本的対処方針」(令和2年3月28日:令和2年5月25日変更),文部科学省「新型コロナウィルス感染症に対応した小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校等における教育活動の再開後の児童生徒に対する生徒指導上の留意事項について」(令和2年5月27日),文部科学省「大学等における新型コロナウィルス感染症への対応ガイドラインについて」(令和2年6月5日)さらには国立高等専門学校理事長通知「新型コロナウィルス感染症に対応した高等専門学校における対面授業再開後の学生に対する指導上の留意事項について」(令和2年6月4日)に基づいて策定されたものです。5月25日には,日本政府が「新型コロナウィルス(COVID-19)感染症の特定警戒都道府県を含む緊急事態宣言」を解除し,それに伴い様々な活動の段階的緩和の目安が公表されております。山口県でも県外への移動やイベントの開催などにおいて段階的な制限緩和の目安が公表され,小学校・中学校・高等学校の一部は既に再開を開始しているところもあります。周南市周辺の自治体ではLevel 0に状況が近付いたと判断し,今回の段階的学校再開の決定に至りました。
 
 本校では,新型コロナウィルスへの感染を正しく恐れながらも,「新しい日常(New Normal Standard)」を教育にも適用し,今後,感染の第2波,第3波,あるいは新興感染症がさらに発生した時にも学生たちの「学びを止めない」ために,今回の経験を活かし,近未来のKOSEN教育として,教育先進国で既に始まっている教育のICT化,個別最適化をより一層推進し,オンデマンド型遠隔授業なども継続し,ICTインフラ整備や,授業のBYOD化を進めていきたいと思います(資料1)。

                    資料1.本校の段階的再開及び将来像
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【学校の再開にあたり,以下の注意事項をよく読んでください】
• 7月1日より徳山駅→高専バス3便,下松駅→高専バス1便に増便されます。
• 健康チェック(体温測定)を毎日実施すること
• 発熱・体調不良の場合は,絶対に登校をしないこと(病欠として取り扱います)
• 通学時,通学後の感染防止対策に留意すること(電車,バスの「密」に注意,特に雨天時のバス通学希望者は1年生登校日31名とやや多くなっています。「密」な状態が高まると感染率を高める危険性がありますので,使用する路線バスの分散(高専坂下バス停から別路線の利用)など,各自が出来る限り「三密」状態を避けるなど,自衛する努力をしてください)
• 校内では,マスクを着用し,教室に冷暖房が入っていても定期的に換気を行うこと
• 学年別分散登校の希望の有無は随時変更できますので、クラス担任に相談してください


 

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