令和2年度の職務の自己評価について

 本校においては、平成12年度以来、各教員の業務について、毎年度、自己評価を行い、その概要を、本ホームページにおいて公開してきました。これは、各教員の自己研鑽を促し、本校の教育・研究水準の向上を図る目的として、実施してきたものです。
平成30年度からは、これまでの自己評価内容を見直し、以下の5項目について、該当する評価を選択または実績件数を入力することにより、評価結果の数値化を図りました。

評価の概要は以下のとおりです。

Ⅰ.教育等の活動
下記の項目について、選択(6点~0点)による評価、又は、実績件数(1件4点~1点)による評価:最高124点
授業等の担当(担当授業単位時間数、正規授業以外の取組、授業内容・方法への工夫、成績評価、授業に関する指導、卒業研究・特別研究指導の状況、留学生の指導等)
FD活動(教育、教員の資質向上に関する論文の発表、学内外の研修への参加状況等)
学生生活指導(課外活動・厚生補導・学寮・進路指導・学外活動への指導・協力)

Ⅱ.研究等の活動
下記の項目について、実績件数(1件5点~0.3点)による評価:最高62点
学術論文発表、学術書、翻訳、実技・作品発表、学会等での口頭・ポスター発表、新聞・雑誌等への投稿やコラム、競争的外部資金採択状況・申請状況、寄付金、知的財産(特許、実用新案等)

Ⅲ.地域振興のための活動(教育面・研究面での連携・協力)
下記の項目について、実績件数(1件3点~0.2点)による評価:最高26点
教育面での地域貢献(公開講座・出前講義への取組、地域主催事業への参加、ボランティア活動、地域産業の振興への貢献、共同研究・受託研究の状況、技術相談)

Ⅳ.管理運営面での活動
下記の項目について、実績件数による(1件6点~1点、役職経験については取組係数を加算)評価:最高36点
役職経験(長、委員、担任)、入試業務(問題作成・面接・採点)、各種主任者担当

Ⅴ.その他
上記Ⅰ.~Ⅳ.に該当しないが、申告すべき事項


各教員は、上記評価項目に基づく「教育研究活動にかかる自己申告書」により自己評価を実施しました。
令和2年度の自己評価において、各評価項目の上位得点者(100点満点に換算)5名は以下のとおりです。
・教育等の活動 
①荒木功平(CA)、②天内和人(GE)、③河野拓也(CA)、④室谷英彰(IE)、⑤江本晃美(CA)⑤鈴木厚行(ME)
・研究等の活動
①温品達也(CA)②室谷英彰(IE)、③海田辰将(CA)④江本晃美(CA)、⑤宮﨑亮一(IE)
・地域振興のための活動
①海田辰将(CA)、②温品達也(CA)、②目山直樹(CA)、④江本晃美(CA)、⑤三浦靖一郎(ME)
・管理運営面での活動
①渡辺勝利(CA)、②海田辰将(CA)、③倉増泰弘(GE)、④池田光優(ME)、⑤張間貴史(ME)⑤義永常宏(IE)

評価項目の得点状況は以下に示すとおりです。
 

rader-2020t.png

 

次に、令和2年度と令和元年度における得点を比較し、得点が上昇、変わらない、下降した者の割合をグラフで示します。

 

rader2-2020t.png

 

管理運営面の活動」に関しては、高等専門学校の教員として、限られた時間の中で、積極的に活動したことが見受けられます。反面、「教育等の活動」においては、下降が上昇の比率を上回り、また、昨年度も低い傾向にあった「地域振興等のための活動」に関しては、コロナ禍の影響が関係している可能性も考えられます。このような課題に向き合いながら、高等教育機関として、引き続き、各活動の活性化に向け、積極的に取り組んで行きたいと思います。 

令和3年9月
徳山工業高等専門学校長
勇 秀憲

 


グラフ

一般科目  機械電気工学科  情報電子工学科  土木建築工学科

 

  

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