創造演習(Creation and Research Practice)
本科選択・必修開設時期単位数授業形態担 当
情報電子必修4年後1演習山田健仁 高山泰博 室谷英彰 浦上美佐子
【授業の概要】
 新規性のある情報システムを企画・設計する。設計したシステムの製作は5年生で行う。
 まず、生活の中で、「こんなものがあったら便利だろう、あるいは楽しいだろう、おもしろいだろう」と思えるようなニーズを発掘する。ここで、アイデアを出す方法を学び、アイデアをまとめていく過程を体験する。次に、システムの仕様を決定し、設計まで行う。設計するシステムには新規性とオリジナリティを求める。
【授業の進め方】
1. 4〜5名程度のグループに分かれ、アイデアを出し合う。
2. 開発するシステムを選び、2〜3名の開発グループを作る。
3. システム提案発表会を行う。
4. 設計を行う。

作品を設計するための技術を確実に身につけるために、予習復習(授業外での設計作業など)が必須である。
【授業計画】
  [第1週]     授業の目的や進め方を説明する。
           KJ法、ブレーンストーミング等のアイデアを出す方法を学ぶ。
           アイデアチームを決める。
           <各人がアイデアシートを提出する。>
 

  [第2週〜第4週] アイデアチームに分かれて、アイデア出しを行う。
           <1つのチームが2〜3個のアイデアマップを制作し、提出する。>


  [第5週〜第9週] 開発チームを決定する。
           システムを企画する。
           <チームごとにシステム提案書を作成し、提出する。>
           ※授業中、担当教員が進捗状況を確認する。


  [第10週〜第14週] システムの設計を行う。
           <チームごとに外部設計書、内部設計書を作成し、提出する。>
          ※授業中、担当教員が進捗状況を確認する。
       

  [第15週]     作品発表審査会
           (設計したシステムに関するプレゼンテーションを行う)

 ※上記日程は予定である。進捗状況に応じて発表会の日程などを適宜指示する。   
【到達目標】新規性のあるシステムを企画・設計できる。独自性のあるニーズを発掘できる。
【徳山高専学習・教育目標】C1【JABEE基準】1(2)d-3,e,g,i
【評価法】システム提案書(30%)、設計書(40%)、作品発表審査会でのプレゼンテーション(20%)、個人ごとのチーム貢献度(10%)などをもとに、総合的に評価する。
【テキスト】なし
【関連科目】ソフトウェア工学(4年)、工学セミナー(4年)、創造製作(5年)、卒業研究(5年)