電子通信システム実験(Electronics and Communication Engineering Laboratory)
本科選択・必修開設時期単位数授業形態担 当
情報電子選択5年前2実験原田徳彦 山田健仁 藤本竜也
【授業の概要】
電子通信システムを構成するハードウェアに関する実験を行う。
通信関連電子回路の動作特性を測定し、理解する。また、マイコン応用回路の設計・製作方法およびプログラムによる制御方法などを学ぶ。
【授業の進め方】
実験は、3〜4名程度の班編成で行う。
1つの実験項目を1週から数週間で実験する。授業を欠席した場合は、日を改めて実験を行う。
各回の実験は240分で行う。ただし、時間割で実施日の最終時間に割り振りができなかった場合は、別に授業を行い時間を確保する。授業内容を理解するために、予習復習を必ず行うこと。
【授業計画】
電子通信システム系の実験を行う。具体的な実験項目を以下に挙げる。

0. 導入講義
1. オペアンプフィルタ   
2. アナログ・ディジタル変復調回路
3. カラーボール識別器
4. マイコンを用いた太陽光発電制御
5. TCP/IPネットワークの基礎とVoIP
6. シーケンス制御1 -リレーシーケンス-   
7. シーケンス制御2 -PLC-
8. マイコンシステム開発 - ライントレースカー
 ・回路基板製作
 ・回路と車両組み立て
 ・ソフト開発
 ・デモンストレーション
【到達目標】1. 電子通信システム系回路の動作を理解し、基本的な設計・製作ができること。
2. 実験結果を報告書にまとめられること。
【徳山高専学習・教育目標】B1【JABEE基準】1(2)d-2
【評価法】評価の最低基準は、以下(1〜3)をすべて満たすこと。
1)工学実験を行った。(20%)
2)成果物(レポートなど)の提出期限が守られている。(10%)
3)成果物は、実験指導書に書かれている必要条件を満たしている。(70%)
細目については、授業において説明する。
【テキスト】徳山高専情報電子工学科 電子通信システム実験指導書
【関連科目】本科:電子工学実験(3年)、コンピュータシステム実験(4年)