工学実験 II(建築系)(Experiments of Architecture II)
本科選択・必修開設時期単位数授業形態担 当
土木建築必修5年前1実験中川 明子 古田 健一
【授業の概要】
 実践的技術者を養成する上で重要な、実務に役立つ技術や知識を体験的に習得することを目的とする。また、報告書の作成により技術者として重要な考察能力を養う。
【授業の進め方】
 以下の項目について実験実習を行い、実験実習の成果をレポートにまとめて提出させる。レポートのとりまとめには授業時間以外の時間を活用することも求められる。また、その内容を確実に習得するために、実験前後の予習復習を行うこと。
【授業計画】 【授業項目】 【内 容】
1 回 住宅空間分析実験(1)
担当:中川
ゾーニングについての講義/設計製作室
2 回 住宅空間分析実験(2) 調査実験:グループで建築家を1名選びその建築家の作品のゾーニング建築雑誌などで検証し、時代変遷、建築家の傾向を読み取る。/図書館
3 回 住宅空間分析実験(3) 第2週目作業の継続/図書館他
4 回 住宅空間分析実験(4) 成果発表会第1部/設計製作室又は情報処理センター
5 回 住宅空間分析実験(5) 成果発表会第2部/設計製作室又は情報処理センター
6 回 機械実験(1)
担当:実習工場
安全講習(レポート作成)
7 回 機械実験(2) ボール盤実習(レポート作成)
8 回 機械実験(3) やすりがけ実習(レポート作成)
9 回 機械実験(4) 半田付け実習(レポート作成)
10 回 機械実験(5) アーク溶接実習(レポート作成)
11 回 重回帰分析実験(1)
担当:古田
相関関係と単回帰分析(最小自乗法と寄与率)
12 回 重回帰分析実験(2) 単回帰分析(母集団の推測)
13 回 重回帰分析実験(3) 重回帰分析(重回帰式の導出)
14 回 重回帰分析実験(4) 重回帰分析(精度検証、母集団の推測)
15 回 重回帰分析実験(5) 試験結果の解説
【到達目標】実験内容をよく理解した上で、目的、方法、結果、考察などの要求された項目を満たすレポートを書くことができる。
【徳山高専学習・教育目標】B1【JABEE基準】1(2)d-2
【評価法】「工学実験の評価の採点基準」は次に示す通りである。
1.工学実験を行った(20%)
2.成果物(レポートなど)の提出期限が守られている(10%)
3.成果物は実験指導書で要求されている必要条件を満たしている(70%)
各実験の必要条件は、実験時配布資料に記載し、最終成績は3種類の実験の評価の平均とする。
【テキスト】各テーマごとに資料、テキストを配布する。
【関連科目】工学実験I(建築系)(4年)、卒業研究(5年)