産業論 (Current Industrial Issues)
専攻選択・必修開設時期単位数授業形態担 当
教養必修1年前2講義重村哲至 宇野俊夫 岩崎正明 他
【授業の概要】
豊富な経験をもつ実務経験者の講義を通して、経営の基本、産業構造のしくみ、技術革新、国際化、トップマネージメント、技術者の資質、企業人としてどう生きるべきかなどについて学び、就業意識を高める。
【学修の進め方】
学外から招いた複数の講師に講義を行っていただき、その後、各講義に基づいてレポートを提出する。その内容を確実に身につけるために、予習復習が必須である。
【授業計画】
  1. 重村 哲至:オリエンテーション「技術者に求められる教養とは」
2.中乗 敬之:製造業での経営とは
  3.二宮 純 :土木系技術公務員の仕事と災害対応
  4. 宇野 俊夫:IT、家電業界
  5. 岩崎 正明:高専エンジニアの可能性〜私の起業体験から〜
  6. 武市 征英:石油業界の変遷・現状、そしてこれから
  7. 坂田麻衣子:ビジネスマナーのポイント
  8. 川井 康嗣:外資系企業における英語コミュニケーション能力の重要性について 
  9. 山本 一平:産業と環境施作

☆レポートについて:レポートは次のことに留意して作成し、提出すること。

@毎回のレポートには、必ずA4の用紙を用い、ワープロで打って提出すること。
手書きなどのものは一切受け付けない。書式は、横書きで、1行40文字×30行
の1200字程度とする。原則として用紙1枚に収めること。
Aレポートの最初に「レポートのタイトル」、「専攻」、「氏名」を書くこと。
B講義の内容および講義から得られた知識や情報が簡潔にわかり易くまとめてある
こと。
C講義から得られた知識をインターンシップを遂行する際や、就職して実際に社会に
出る際にどのように生かしていくつもりか等、自分の意見が入っていること。
D論旨が明快で、論理的に書かれていること。
E表現、漢字、段落分け、句読点などが適切であること。
F提出期限を厳守すること。いかなる理由であれ、期限後に出されたものは一切受け
付けない。
【到達目標】社会人となるための必要な知識を得て、インターンシップや就職活動に積極的に取り組むことができること。
【徳山高専学習・教育目標】C2【JABEE基準】1(2)b,d-4
【評価法】各講師の先生方の講義に基づき提出されたレポートを、それぞれ講師の先生方に評価してい
ただき、レポートの評価の合計点をレポートの回数で割った値を最終評価とする。ただし、
提出期限内にレポートの提出がない場合は、その回のレポート点は0点とする。

※レポートの評価は、以下の評価基準に基づき総合的に行うものとする。
@書式、スタイル等が指定通りに守られているか。
A講義の内容および講義から得られた知識や情報が簡潔にわかり易くまとめてあるか。
B意見が、明快かつ論理的に書かれているか。
C意見を述べる際の、視点、発想のユニークさ、面白さ、オリジナリティーはどうか。
D表現、漢字、段落分け、句読点などが適切であるか。

※各講師の先生方には、レポートを以下のA+〜F-で評価していただき、以下の変換
レンジに従って点数化するものとする。
A+=100, A=95, A-=90, B+=85, B=80, B-=75, C+=70, C=65, C-=60(以上合格)
(以下不合格)F+=50, F=40, F-=30, 未提出=0
【テキスト】必要に応じて資料を配付する。
【関連科目】インターンシップ(専攻科1年生)、経営管理(専攻科1年生)、経営工学(専攻科2年生)