本科 | 選択・必修 | 開設時期 | 単位数 | 授業形態 | 担 当 | ||||
機械電気 | 必修 | 2年 | 2 | 演習 | 櫻本逸男 北村健太郎 藤本浩 鈴木厚行 | ||||
【授業の概要】 ものづくりを通じて創造性を養い、メカトロ製品の設計と製作に関する技術を習得することが目標である。基本的には、学生それぞれが自ら発想し、部品を用意し、設計と製作を行うことになる。評価は、審査員や複数の教員による平均である。 | |||||||||
【授業の進め方】 最初の数週間は、ものづくりに必要な基礎的知識を基礎実験により習得させる。その後、提示した競技形式のテーマ(競技部門課題)あるいは各自が自由に選んだテーマ(自由製作課題)のいずれかを選択し、企画、設計、製作に着手する。最後に、ホームページの作成を通じて全体のまとめをさせる。企画に対しては、アイディア発表会創造製作I発表会などを通じて、プレゼンテーション能力の向上も図る。また、製作途中段階では、毎時間、報告書を提出させ、作品の製作進度などを調査し、適宜指導を行う。 | |||||||||
【授業計画】 | |||||||||
以下のようなスケジュールで授業を行う。詳細なスケジュールは別途配布する。 1.ガイダンスおよび前年度創造製作I発表会のビデオ視聴 前年度の創造製作I発表会のビデオを見せ、創造製作Iの授業方針や、 最終的にどのような製作物を作るのかを説明する。 2.基礎実験(7回) 1班あたり6名程度に別れ、創造製作に必要な知識を得るための基礎実験を行う。 3.製作物アイディア検討、ホームページ作成 競技部門および自由部門を選択し、どのような作品を作るのかを検討する。 アイディア発表会のためのホームページを作成する。 4.アイディア発表会 自分が製作する作品のアイディアをホームページを使用して説明する。 5.作品の製作 毎回、報告書を提出させ、作業状況や問題点などを報告する。 6.図面提出 製作期間の途中で、自分が製作する作品の図面を提出する。 7.中間検査(2回) 製作期間の途中で、作品の中間検査を受ける。検査結果を踏まえ、製作を続行する。 8.作品のアピール書の提出 発表会に向け、作品のアピール書を提出する。 9.創造製作発表会(競技部門、自由製作部門) 作品の発表会を行う。 10.ホームページの作成 作品のホームページを作成し、まとめを行う。 11.授業アンケートの実施 創造製作Iの独自の授業アンケートを実施する。 | |||||||||
【到達目標】 | 学生それぞれが自ら考え、自由な発想で一人一人が独自のものづくりを行うことにより作品を完成させ、創造的思考を行う習慣を身につけさせる。 | 【徳山高専学習・教育目標】 | B1 | 【JABEE基準】 | |||||
【評価法】 | 基礎実験20%、アイディア発表会10%、図面3%、中間検査@7%、中間検査A7%、アピール書3%、創造製作発表会20%、ホームページ20%、報告書10%とする。なお、実験レポートの提出、アイディア発表、本発表、ホームページ作成、報告書の提出のすべてが満たされていないと可以上の評価は与えない。 | ||||||||
【テキスト】 | なし | ||||||||
【関連科目】 | 本科:コンピュータ制御(3年)、創造製作II(4年) |