特別研究 (Thesis Work)
専攻選択・必修開設時期単位数授業形態担 当
情報電子必修2年6研究特別研究担当教員
【授業の概要】
それぞれの分野で研究を行い、技術者、研究者として直面する問題を解決する能力、創造性等を養う。研究にあたっては最先端の理論、技術、解法などの情報を自主的に収集し、常に新しい取り組みができるよう心がけ、自らの分野の専門知識を深める。最終的には学会発表を通じて、得た研究成果を外部で評価できるように努力する。
【学修の進め方】
各研究テーマに対して、特別研究担当教員の指導により計画的に研究を進める。成果を特別研究論文にまとめ、特別研究発表会にてプレゼンテーションを行う。特別研究論文の提出にあたっては、担当教員との連絡を密にすること。決められた提出期限の少なくとも2週間前までには初稿をまとめ、担当教員の指導を受けるものとする。指導教員および指導教員以外の教員からの助言を受けた後、提出期限までに1週間以上の期間を確保して最終稿をまとめること。
【授業計画】
各担当教員の指導のもとに研究計画を立て、特別研究を進める。
情報電子工学専攻の特別研究担当教員が主に実施している研究テーマを以下に挙げる。

知識情報系(情報工学)
義永 常宏:オートマトン理論に関する研究
奥本 幸:画像認識システムの実用化に関する研究
高山 泰博:自然言語処理および文書処理に関する研究
宮崎 亮一:音声・音響処理に関する研究


コンピュータシステム系(情報工学)
重村 哲至:教材用計算機システムに関する研究
柳澤 秀明:分散システムに関する研究
古賀 崇了:映像・音響情報の知的情報処理技術に関する研究


電子通信系(電気電子工学)
山田 健仁:機器制御システムに関する研究
大橋 正夫:層状無機結晶の合成と性質に関する研究
原田 徳彦:光情報処理応用
新田 貴之:コンピュータを援用した教育支援環境の構築に関する研究
室谷 英彰:半導体材料および半導体デバイスの特性評価と応用に関する研究
【到達目標】研究テーマについて調査研究することにより、文献の調査の仕方を学び、論文の読み方に慣れること。また研究によりその分野の技術について深く理解すること。その他、論文にまとめることにより、論文を書くことに慣れること。学会で研究発表を体験することなどである。
【徳山高専学習・教育目標】C2【JABEE基準】1(2)f,h
【評価法】特別研究指導教員による評価は全体評価の60%、特別研究論文評価は全体の20%、プレゼンテーション評価は全体の20%を総合して評価する。
【テキスト】必要な資料は担当教員が提示する。
【関連科目】情報電子工学で学んだ全ての科目が関連する。