専攻 | 選択・必修 | 開設時期 | 単位数 | 授業形態 | 担 当 | |||
環境建設 | 選択 | 1年後 | 2 | 講義 | 古田 健一 | |||
【授業の概要】 社会情勢や家族の変化、居住ニーズの多様性などへの対応から進められてきた住宅計画の様々な展開について概説し、居住空間の現代的再編・再生を目的とした住宅計画、設計、運営などに関わる理論と実践について論述する。また、先進事例を実際に訪問することで、管理者や生活者と関わりながら、その建築的・社会的意義や現代的課題について体験的に学ぶ。 | ||||||||
【学修の進め方】 授業の内容を体験的に学ぶために、授業は講義室ではなく、可能な限り実際の現場で行う。また、授業に当たっては、予習復習が必須である。 | ||||||||
【授業計画】 | 【授業項目】 | 【内 容】 | ||||||
1 回 | オリエンテーション | 授業の説明、住宅計画の展開 | ||||||
2 回 | 住宅事情と住居政策(1) | わが国の住宅事情と住居の発展史、住宅ストック、居住水準 | ||||||
3 回 | 住宅事情と住居政策(2) | 自治体住宅政策、公共・民間と新しいハウジングシステム | ||||||
4 回 | 住宅事情と住居政策(3) | 〃 | ||||||
5 回 | 多様性・個別性と住宅計画(1) | 共生する住まい、コミュニティ施設 | ||||||
6 回 | 多様性・個別性と住宅計画(2) | 高齢者居住施設、地域生活支援施設の取り組み | ||||||
7 回 | 多様性・個別性と住宅計画(3) | 〃 | ||||||
8 回 | 地域性と住宅計画(1) | 歴史的町並みと建築物の保存活用 | ||||||
9 回 | 地域性と住宅計画(2) | 〃 | ||||||
10 回 | 地域性と住宅計画(3) | 中山間地域における空き家問題、古民家の再生、居住体験プログラム | ||||||
11 回 | 地域性と住宅計画(4) | 〃 | ||||||
12 回 | 家族やニーズの変化と住宅計画(1) | 安全な住まいとバリアフリー | ||||||
13 回 | 家族やニーズの変化と住宅計画(2) | 〃 | ||||||
14 回 | 住宅供給システム(1) | 住宅産業、プレバブ住宅 | ||||||
15 回 | 住宅供給システム(2) | 〃 | ||||||
16 回 | 期末テスト(小論文試験) | 講義内容の理解度を問う | ||||||
【到達目標】 | 現代的課題を踏まえ住宅を計画することの意義とその内容を理解する。 | 【徳山高専学習・教育目標】 | C1 | 【JABEE基準】 | 1(2)d-1 | |||
【評価法】 | 演習レポート(100%) ※授業ごとにレポートを課す 最終評価点は、受講態度・出欠状況を加味して評価する。 | |||||||
【テキスト】 | プリントを用意 | |||||||
【関連科目】 | 総合演習(専攻科1年)、建築環境設計論(専攻科1年)、総合実験(専攻科2年) 建築計画(本科5年) |