本科 | 選択・必修 | 開設時期 | 単位数 | 授業形態 | 担 当 | |||
一般科目 | 必修 | 2年 | 2 | 講義 | 高橋祥吾 | |||
【授業の概要】 われわれが「よく生きる」ためにはどうしたらよいのか。先人たちが「よく生きる」ためにどのように考えて生きたのか、先人たちの思想を教養として学んでいく。 | ||||||||
【授業の進め方】 教科書に沿って、必要な内容を解説していく。板書が多いのでノートを取ること。また課題が与えられたときは必ず提出すること。教科書の内容・文章そのものは、教科書に書いてあることの解説とそれ以上の発展的内容を授業で学んでいく形になる。また、途中グループワークによる学習も実施する | ||||||||
【授業計画】 | 【授業項目】 | 【内 容】 | ||||||
1 回 | 倫理とは何か | 授業の進め方と、倫理についての概要 | ||||||
2 回 | 哲学の形成 | ギリシア神話とソクラテス以前の哲学者たち | ||||||
3 回 | 古代のギリシア | ギリシアの政治体制とソフィスト | ||||||
4 回 | ギリシアの哲学1 | ソクラテスの思想を考える | ||||||
5 回 | ギリシャの哲学2 | プラトンの哲学 | ||||||
6 回 | ギリシャの哲学3 | プラトンの哲学とアリストテレスの違い | ||||||
7 回 | ギリシアの哲学4 | アリストテレスの哲学・倫理学 | ||||||
8 回 | ヘレニズム時代の思想 | ストア派とエピクロス学派 | ||||||
9 回 | 中間試験 | 上記の内容から出題する | ||||||
10 回 | 中間試験の解答、解説 キリスト教1 |
試験の解答と解説を行う ユダヤ教とキリスト教について |
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11 回 | イスラーム インドの宗教 | イスラームと、インドのヒンドゥー教について | ||||||
12 回 | 仏教 | ゴータマの教えから仏教の広がりまでを学ぶ | ||||||
13 回 | 中国の思想 日本の思想 儒教 | 日中の儒教の影響関係を学ぶ | ||||||
14 回 | 日本の思想2 | 町人意識の目覚めと庶民思想について、国学から報徳思想までを中心に学ぶ | ||||||
期末試験 | 10回から14回の内容から出題する | |||||||
15 回 | 答案返却など | 試験の解答と解説を行う | ||||||
16 回 | ルネサンスと宗教改革 | ルネサンスの人文主義とルターとカルヴァン | ||||||
17 回 | 科学革命 | 科学革命期の科学者たち | ||||||
18 回 | 科学の方法論とイギリス経験論 | 科学の方法論とフランシス・ベーコン | ||||||
19 回 | 経験論と合理論 |
経験論の哲学者たちとデカルトと合理論の哲学者について | ||||||
20 回 | 合理論 | デカルトと合理論の哲学者たちの続き | ||||||
21 回 | イギリスの社会契約論 | ホッブズとロックの社会契約論の差異 | ||||||
22 回 | 啓蒙思想とルソー | ルソーの思想と啓蒙思想について学ぶ | ||||||
23 回 | 中間試験 | これまでの内容から出題する | ||||||
24 回 | 中間試験の解答、解説 | 試験の解答と解説を行う | ||||||
25 回 | カント | カントの超越論的観念論(認識論)の部分を学ぶ | ||||||
26 回 | カント2 | カントの道徳哲学について学ぶ | ||||||
27 回 | ドイツ観念論 | ドイツ観念論の流れとヘーゲルの哲学 | ||||||
28 回 | 功利主義 | ベンサムとミルの功利主義 | ||||||
29 回 | プラグマティズム | アメリカの哲学(パース、ジェームズ、デューイ) | ||||||
期末試験 | これまでの内容から出題する | |||||||
30 回 | 答案返却など | 試験の解答と解説を行う。 | ||||||
【到達目標】 | 倫理に関する基礎的な知識を習得すること | 【徳山高専学習・教育目標】 | A2 | 【JABEE基準】 | ||||
【評価法】 | テストの平均と課題の提出などで評価する テスト75% その他の課題25%の割合で考えている。 | |||||||
【テキスト】 | 教科書:『高等学校 改訂版 倫理』第一学習社 副教材『テオーリア 最新倫理資料集 新版』第一学習社、プリント | |||||||
【関連科目】 | 哲学、技術者倫理 |