総合実地演習1(Internship Program)
本科選択・必修開設時期単位数授業形態担 当
機械電気選択2年前1演習石田 浩一
【授業の概要】
創造力ある技術者育成のためには、早い段階から技術に関する意識の向上が求められる。特に、企業における技術把握や技術者の仕事の役割を実際に体験することが重要との考えから、山口県東部の企業(テクノアカデミア企業含)の協力を得て、長期休業中に企業での実地演習を行う。インターンシップは企業も重視しており、高専2年生での実施は全国唯一のものであり、積極参加が望まれる。
【授業の進め方】
演習は原則として夏期休業中に行う。演習を行う企業は、原則として学生が通える範囲とする。企業での演習内容は企業の業務内容により異なる。演習期間は原則として実働5日間とする。クラブ活動も考慮して日程を企業と調整するが、企業によっては日程が固定される場合がある。交通費・食費は自己負担とする。
【授業計画】
【スケジュール】
  @総合実地演習参加希望者を募集し、受講者数を確認する。(4月)
  A受講者数に見合った受け入れ企業の確保を担当教員が行う。(4〜5月)
  B学生住所を考慮して学生の演習先企業を決定する。(6月)
  C担当教員は演習先企業との打ち合わせを行う。(6月)
  D演習学生に対する事前教育を実施する。(7月)
  E計画表に沿って実働7日間の実地演習を行う。(8〜9月)
  F演習期間中に、担当教員は演習の視察を行う。(8〜9月)  
  G企業担当者から評価表を学校に提出してもらう。(9〜10月)  
  H学校で報告会を実施する。(9〜10月)  
  
 
 
【到達目標】@自分が将来、働くことになる企業の実体験を行う。A自分の学ぶ専門技術が企業でどのように役立つかを学ぶ。B実際的な興味や意欲を培い学習活動での自発的な態度を養う。
C企業における課題を知り、自分の問題意識と結びつける。D社会人として必要なルール、マナーを会得する。これらを目的として、企業実習を行い得た事柄を体験報告する。
【徳山高専学習・教育目標】C2【JABEE基準】
【評価法】企業担当者の評価と学校での報告会での評価を合わせた成績とする。演習参加状況(出欠席,演習態度,事前教育・報告会参加,企業評価)から80%評価と発表報告20%評価とする。
【テキスト】なし
【関連科目】校外実習1、校外実習2、専門科目全般、インターンシップ(専攻科)