| 本科 | 選択・必修 | 開設時期 | 単位数 | 授業形態 | 担 当 | |||
| 土木建築 | 選択 | 5年 | 2 | 講義 | 中西伸介 | |||
| 【授業の概要】 建築技術者として身につける必要がある「給排水衛生設備」「消火設備」「空気調和設備」「電気設備」などの基礎知識について講義を通じて学習する。 | ||||||||
| 【授業の進め方】 講義を中心に進める。授業内容を確実に身につけるために、予習復習が必須である。 | ||||||||
| 【授業計画】 | 【授業項目】 | 【内 容】 | ||||||
| 1 回 | ガイダンス | 本授業の進め方、評価方法の説明、建築設備の役割 | ||||||
| 2 回 | 地球環境と建築設備 | 地球環境問題、省エネルギー指標、ライフサイクル | ||||||
| 3 回 | 給水設備(1) | 給排水衛生設備の役割と構成、給水方式 | ||||||
| 4 回 | 給水設備(2) | 使用水量と給水圧力、上水の汚染と防止対策 | ||||||
| 5 回 | 給水設備(3) | 揚水ポンプ能力と運転、給水管の管径計算 | ||||||
| 6 回 | 給湯設備、ガス設備 | 給湯温度と給湯量、給湯方式、ガスの種類、ガス機器と給排気 | ||||||
| 7 回 | 中間試験 | 試験範囲：給水設備、給湯設備に関する板書および教科書の内容。 | ||||||
| 8 回 | 答案の返却など | 中間試験答案の返却、解答と解説。 | ||||||
| 9 回 | 排水・通気設備(1) | 排水・通気設備の目的、排水の種類と排水方式、トラップ | ||||||
| 10 回 | 排水・通気設備(2) | 排水配管、排水ポンプと排水槽、通気方式 | ||||||
| 11 回 | 排水処理設備 | 排水処理設備の目的、排水処理方法、雨水・排水再利用設備 | ||||||
| 12 回 | 衛生器具設備 | 衛生器具の概要、水受け容器、給水器具 | ||||||
| 13 回 | 消火設備(1) | 屋内消火栓設備、スプリンクラ設備、連結送水設備と連結散水設備 | ||||||
| 14 回 | 消火設備(2) | その他の消火設備、自動火災報知設備 | ||||||
| 期末試験 | 試験範囲：排水・通気設備、排水処理設備、衛生器具設備に関する板書および教科書の内容。 | |||||||
| 15 回 | 答案返却など | 期末試験答案の返却、解答と解説 | ||||||
| 16 回 | 空気調和設備(1) | 空気調和設備の目的としくみ、室内環境基準 | ||||||
| 17 回 | 空気調和設備(2) | 空気線図、冷房・暖房時の湿り空気線図上の動き | ||||||
| 18 回 | 空気調和設備(3) | 空調負荷の概要と条件、冷暖房負荷 | ||||||
| 19 回 | 空気調和設備(4) | 冷暖房負荷計算の演習 | ||||||
| 20 回 | 空気調和設備(5) | 空気調和方式の種類・特徴 | ||||||
| 21 回 | 空気調和設備(6) | 熱源・熱搬送設備 | ||||||
| 22 回 | 中間試験 | 試験範囲：空気調和設備に関する板書および教科書の内容。 | ||||||
| 23 回 | 答案の返却など | 中間試験答案の返却、解答と解説。 | ||||||
| 24 回 | 省エネルギー | 地域冷暖房、熱併給発電、原動機 | ||||||
| 25 回 | 換気・排煙設備 | 換気設備の目的、必要換気量と換気回数、換気方式、排煙設備 | ||||||
| 26 回 | 電気設備(1) | 受変電設備、自家発電・蓄電池設備 | ||||||
| 27 回 | 電気設備(2) | 照明・コンセント設備、情報・通信設備、避雷設備 | ||||||
| 28 回 | 搬送設備 | エレベータ、エスカレータ | ||||||
| 29 回 | 建築設備の地震対策 | 地震感知器、設備機器の地震対策 | ||||||
| 期末試験 | 試験範囲：省エネルギー、換気・排煙設備、電気設備、搬送設備に関する板書および教科書の内容。 | |||||||
| 30 回 | 答案返却など | 期末試験答案の返却、解答と解説 | ||||||
| 【到達目標】 | 建築設備「給排水衛生設備」「消火設備」「空気調和設備」「電気設備」に関する知識を理解することを目標する。 | 【徳山高専学習・教育目標】 | C1 | 【JABEE基準】 | 1(2)d-1 | |||
| 【評価法】 | 試験（4回の平均）の成績（80％）とレポートなど（20％）で評価する。 | |||||||
| 【テキスト】 | 初学者の建築講座 建築設備（第三版）（市ヶ谷出版社） | |||||||
| 【関連科目】 | 工学デザイン基礎（1〜3年）、建築環境工学（4年）、建築環境工学実験（4年） | |||||||