| 本科 | 選択・必修 | 開設時期 | 単位数 | 授業形態 | 担 当 | |||
| 土木建築 | 選択 | 4年後 | 1 | 講義 | 中西伸介 | |||
| 【授業の概要】 建築環境に関する光、音、熱、空気環境の考え方を理解し、快適な建築環境を構築するための具体的な方法を学習する。 | ||||||||
| 【授業の進め方】 講義を中心に進める。適宜、レポートの提出を求める。授業内容を確実に身につけるために、予習復習が必須である。 | ||||||||
| 【授業計画】 | 【授業項目】 | 【内 容】 | ||||||
| 1 回 | ガイダンス、日影図 | 建物の日影図を作成する | ||||||
| 2 回 | 昼光率と昼光照度 | 窓からの昼光による室内の明るさを計算する | ||||||
| 3 回 | 照明1 | 照明器具を用いた室内照明計画の方法について解説する | ||||||
| 4 回 | 照明2 | 実在空間の照明計画に基づいて照明器具の配置図を作成する | ||||||
| 5 回 | 騒音防止 | 様々な騒音源に対する評価方法・対策方法を理解する | ||||||
| 6 回 | 遮音 | 外壁・界壁による遮音、床衝撃音の遮音計画について解説する | ||||||
| 7 回 | 室内音響 | 室内の吸音・残響について学び、残響時間を計算する | ||||||
| 8 回 | 中間試験 | |||||||
| 9 回 | 伝熱 | 壁体の伝導、対流、放射について解説する | ||||||
| 10 回 | 断熱 | 熱貫流量の計算方法を習得し、断熱材による熱貫流率の変化を計算する | ||||||
| 11 回 | 省エネルギー基準 | 各種の省エネルギー基準について解説する | ||||||
| 12 回 | 結露防止 | 湿り空気線図の使い方を習得し、結露発生の有無を計算する | ||||||
| 13 回 | 換気計画 | 必要換気量・換気回数・室内濃度の計算方法を習得する | ||||||
| 14 回 | 自然換気 | 風力換気・重力換気による換気量の計算方法を習得する | ||||||
| 期末試験 | ||||||||
| 15 回 | 答案返却など | 試験の解答等を解説する | ||||||
| 【到達目標】 | 建築設計時に必要となる各種環境計画について、独力で計画できる力を養う。 | 【徳山高専学習・教育目標】 | C1 | 【JABEE基準】 | 1(2)d-1 | |||
| 【評価法】 | 試験（２回の平均）の成績（80%）とレポートなど（20%）で評価する。 | |||||||
| 【テキスト】 | 初学者の建築講座 建築環境工学（第三版）（市ヶ谷出版社） | |||||||
| 【関連科目】 | 建築環境工学（本科4年前期）、環境衛生工学（本科4年前期）、建築環境設計論（専攻科1年後期） | |||||||