本科 | 選択・必修 | 開設時期 | 単位数 | 授業形態 | 担 当 | ||||
土木建築 | 必修 | 5年 | 8 | 研究 | 土木建築工学科全教員 | ||||
【授業の概要】 土木工学、建築学におけるひとつの分野の調査・研究を通じて自主的研究能力、開発能力を養成し、卒業論文をまとめ、その成果を発表することにより、技術者として必要な考察力、表現力を身につける。高専5年間で学んだことの集大成ともなる最も重要な科目である。 | |||||||||
【授業の進め方】 4年後期の初めに研究室紹介を行い、研究室配属を決定する。その後、各指導教員のもとで研究テーマを検討した後、調査・研究を始める。研究は、文献調査、資料収集、実験、解析、考察等を行う。5年後期(10月末または11月初旬)に中間発表を行い、研究成果の途中経過と今後の予定について報告する。 最終的に、論文をまとめ論文集に掲載すると同時に発表会にて講演する。 | |||||||||
【授業計画】 | |||||||||
【スケジュール】 4年後期 研究室紹介 研究室配属決定 5年11月 卒業研究中間発表 5年1月末 〜2月上旬 卒業論文提出 同研究成果発表会 【指導教員と専門分野(研究室)】 原 隆 構造工学研究室 上 俊二・桑嶋 啓治 地盤工学研究室 佐賀 孝徳 水理研究室 橋本 堅一 材料・応用力学研究室 古田 健一 建築設計計画研究室 渡辺 勝利 水工学研究室 目山 直樹 都市計画・建築計画研究室 中川 明子 歴史意匠研究室 島袋 淳 材料研究室 海田 辰将 構造工学(鋼構造)研究室 平栗 靖浩 建築環境工学研究室 劉 懋 建築構造研究室 温品 達也 コンクリート工学研究室 天内 和人 生命科学研究室 | |||||||||
【到達目標】 | 設定した研究テーマについて、背景や文献調査を行い、問題の発見と解決のための手法を身に付ける。 そして、最終的に得られた成果を論文としてまとめ、同時に効果的にプレゼンテーションすることを到達目標とする。 | 【徳山高専学習・教育目標】 | B2 | 【JABEE基準】 | 1(2)g,h | ||||
【評価法】 | 1.中間発表原稿、一次締め切り原稿ならびに二次締め切り原稿の締め切り期日は厳守とする。期日を守れない場合は減点の対象とする。また優秀発表(優秀論文:全国高専卒論集)の対象から除外する。 2.一次原稿(閲読)の成績、ならびに二次原稿(査読)の成績は、一次原稿に関しては以下に示す評価基準を用い100点からの減点方式とし、二次原稿に関しては100点満点での評価とする。これを「(1)閲読・査読評価」として、「(2)最終発表成績」に反映する。一次原稿の評価基準は、A:修正無しもしくは軽微な修正(減点無し)、B:多数(10か所以上)の修正(10点減点)、C:本質的な修正が必要(20点減点)、D:評価に値しない状態(30点減点)として、CやDの評価がある場合については、卒業研究成績会議で指導教員やその他教員の確認を行う。 3.最終発表では、指導教員(40%)とその他の教員(60%)による{会場で配布されている論文}と{プレゼンテーション}の内容の総合評価により、「(3)最終発表評価」とする。 指導教員の評価は、@研究目的・内容に対する理解度、A研究目標に対する達成度、B研究に取り組む姿勢(自主性・計画性・創意工夫)、C卒業論文の完成度、D卒業論文発表会での発表態度、の5項目を100点満点で評価する。その他の教員による評価は、@論文・発表態度・質疑応答から伺える研究内容に対する理解度、A卒業論文の完成度を総合的に100点満点で評価する。 4.上記2、3をもとにした「(2)最終発表成績」の評価割合は「(1)閲読・査読評価」30%、「(3)最終発表評価」70%とする。また「(1)閲読・査読評価」30%の内訳は締め切りに対して厳正な評価をするためにも閲読20%、査読10%程度の評価とする。 5.上記1の減点は「(4)中間発表成績」、「(2)最終発表成績」からの割合(10%程度)を減点とし卒業研究成績会議にて減点の妥当性を協議する。 6.卒業研究の最終成績は、「(4)中間発表成績」を20%、「(2)最終発表成績」を80%とする。 | ||||||||
【テキスト】 | 土木建築工学科卒業論文に関連する情報は、本校土木建築工学科ホームページに掲載している。 | ||||||||
【関連科目】 |