設計製図III(Mechanical Desigin and Drawing III)
本科選択・必修開設時期単位数授業形態担 当
機械電気必修5年前1演習西村太志 張間貴史
【授業の概要】
4年時に設計計算書を作成した「手巻きウインチ」について、CAD製図の続きを行い、手巻きウインチの製図を完成させる。これらの演習を通して、機械構造物の設計製図の基礎を学ぶ。
【授業の進め方】
4年時の設計製図IIで作成した、「手巻きウインチ設計計算書」に基づいて、求められた寸法について部品の製作を3次元CADで行う。各部品が完成した後、組み立てを行い、組立図を2次元図面に成形する。
【授業計画】
4年時に作成した設計計算書を基に、3次元CADにより部品を作成していく。部品が完成したら、組み立てを行い、2次元組立図を完成させる。各授業毎に進捗状況を確認し、評価する。

なお、評価は4年時の設計製図IIの後半におけるCAD製図評価も合わせて行う。
【到達目標】手巻きウインチの製作を通して、機械設計の基礎を理解する。
3次元CADによる複雑な機械構造物の製図が出来る。
【徳山高専学習・教育目標】B1【JABEE基準】c-3
【評価法】各部品の図面、完成図面が提出されていることが単位所得の絶対条件である。
各演習時間において、
100%→要求された図面が演習時間中に全て正確に出来、提出した。
〜80%→要求された図面は演習時間中に出来たが、寸法などに誤りがあった。(20%は間違った箇所の数によって変わる)
〜60%→要求された図面が演習時間中には出来なかったが、次の演習時間までに完成させ提出した。(20%は提出日によって変わる)
〜50%→要求された図面が演習時間中には出来ず、次の演習時間までに完成させことは出来なかったが、その後提出した。(10%は提出日によって変わる)
49%〜1%→要求された図面の内いくつかが提出出来なかった。(49%は提出した図面の数によって変わる)
0%→全く図面を提出しなかった。
【テキスト】教科書:長町拓夫 「機械設計製図テキスト 手巻ウインチ」(コロナ社)
参考書:大西清 「新機械設計製図I 手巻きウインチ・クレーン」(オーム社)
    津村利光 他 「機械製図」(実教出版)
【関連科目】ME1基礎設計製図I、ME2基礎設計製図II、ME3設計製図I、ME4設計製図II、ME4機械設計論I、ME4創造製作II
ME5機械設計論II、ME5卒業研究、MC2機械制御工学総合演習