土木法規(Administrative Law of Civil Engineering)
本科選択・必修開設時期単位数授業形態担 当
土木建築選択5年後1講義渡辺勝利
【授業の概要】
土木事業に関連する法律の名称、内容について解説する。また、その適用事例についても紹介することによって法律の内容の理解に努める。
【授業の進め方】
講義を主体する。また、項目毎に演習問題を行う。授業の内容の理解を深めるとともに、土木、建築施工管理技士試験への対応のため、予習、復習は必須である。
【授業計画】 【授業項目】 【内 容】
1 回 ガイダンス 土木法規の授業の進め方、シラバスの説明、成績評価の方法の説明。
2 回 労働基準法(1) 労働基準法の目的、概要、総則、労働契約、賃金、労働時間、年少者について学習する。
3 回 労働基準法(2) 女子、災害補償、就業規則、寄宿舎、雑則について学習する。
4 回 労働安全衛生法(1) 労働安全衛生法の目的、概要、総則、安全衛生管理体制、危険または健康障害の防止、機械および有害物に関する規制について学習する。
5 回 労働安全衛生法(2) 労働者の就業に当たっての措置、健康保持増進の措置、計画の届出について学習する。
6 回 建設業法(1) 建設業法の目的、概要、総則、建設業の許可、建設業許可の申請、一般建設業許可基準、特定建設業許可基準、許可の変更、について学習する。
7 回 建設業法(2) 建設工事の請負契約、本請負人の義務、請負契約に関する紛争の処理、施工技術の確保、標識の掲示と表示の制限について学習する。
8 回 中間試験 2回〜7回の講義内容から出題する。
9 回 道路関係法(1) 道路法の目的、総則、道路法について学習する。
10 回 道路関係法(2) 車両制限令、道路交通法について学習する。
11 回 環境保全関係法(1) 環境基本法の目的、総則、騒音規制法、振動規制法について学習する。
12 回 環境保全関係法(2) 水質汚濁防止法、廃棄物処理法、再生資源の利用促進い関する法律について学習する。
13 回 河川法 河川法の目的、総則、河川の管理について学習する。
14 回 港則法 港則法の目的、総則、について学習する。
期末試験 9回から14回の講義内容に関する問題を出題する。
15 回 答案返却など 試験解答、解説。土木法規の学習した内容を確認する。
【到達目標】土木事業に関連する法律の名称とその内容を理解する。
【徳山高専学習・教育目標】C1【JABEE基準】1(2)d-1
【評価法】最終評価=2回の試験の平均点×0.9+レポート点(10点)
【テキスト】土木施工管理技術テキスト 法規編(財団法人 地域開発研究所)
【関連科目】土木工学科目全般