本科 | 選択・必修 | 開設時期 | 単位数 | 授業形態 | 担 当 | ||||
情報電子 | 選択 | 5年前 | 2 | 実験 | 力規晃 宮崎亮一 | ||||
【授業の概要】 アルゴリズムやシステムプログラムについての基本事項の理解を深めるとともに、一般的なソフトウェアの設計手法、シミュレーションによるアルゴリズムの評価方法などを習得する。また、ネットワークに関する理解を深めるとともに、その設計・実装技術を習得する。更にグループによる問題解決能力、レポート作成能力、プレゼンテーション能力の養成をはかる。 | |||||||||
【授業の進め方】 2つの総合的なテーマに対して、3〜4名のグループ単位で、1テーマ当たり7週間をかけて実験を行う。テーマごとに実験内容、スケジュールは異なる。それらのことについては、1週目に説明する。どのテーマにおいても、7週目(最終週)は実験結果のプレゼンテーションを行い、実験終了の翌週にレポートを提出する。 各回の実験は240分で行う。ただし、時間割で実施日の最終時間に割り振りができなかった場合は、別に授業を行い時間を確保する。 また、実験の内容を理解するために、予習復習を必ず行ってください。 | |||||||||
【授業計画】 | |||||||||
実験の最初の時間に、シラバスを用いて全体的な説明を行う。 次にテーマごとに分かれて、実験方法や評価方法の説明を行う。 テーマは以下の2テーマであり、各テーマ7週間をかけて実験を行う。 最終回(15回目)の授業日はレポート整理を行う。 <テーマ名> 1. ネットワークシステムの構築(7週間) (ネットワークの設計、OSのインストール、ルーティングテーブルの設定、通信実験、Webサーバの公開) 2. ゲームにおける思考ルーチンの構築(7週間) (リバーシゲームにおけるミニマックス法、αβ法等を用いた思考ルーチンの作成) <スケジュール> テーマごとに異なる。1週目に実験内容、スケジュールについて説明を行う。 どのテーマにおいても、7週目(最終週)は実験結果のプレゼンテーションを行い、 実験終了の翌週にレポートを提出する。 | |||||||||
【到達目標】 | ネットワーク、思考ルーチンなどの情報システムについて理解するとともに、効率的な設計・実装ができる。Java言語によりプログラムが組める。 実験結果をわかりやすくプレゼンテーションするとともにレポートにまとめることができる。 | 【徳山高専学習・教育目標】 | B1 | 【JABEE基準】 | 1(2)d-2 | ||||
【評価法】 | テーマごとに100点満点で評価し、最終評価は2テーマの平均点とする。 各テーマの具体的評価方法については実験開始時に説明する。評価は基本的に次に従う。 1.実験を行うこと(20%) 2.レポートの提出期限が守られていること(10%) 3.レポートは実験指導書に書かれている必要条件を満たしていること(70%) なお、プレゼンテーションも実験の一環である。 | ||||||||
【テキスト】 | 情報システム実験指導書 | ||||||||
【関連科目】 | 本科:システムプログラミングI・II(3、4年)、 ネットワークアーキテクチャI・II(4、5年)、ソフトウェア工学(4年)、 知的情報処理(5年) |