本科 | 選択・必修 | 開設時期 | 単位数 | 授業形態 | 担 当 | |||
一般科目 | 選択 | 4年 | 1 | 講義 | 一色誠子 | |||
【授業の概要】 本講義では、<読む・書く・話す・聴く・考える>の五つの力を意識した、日本語によるコミュニケーションの基礎を身につけることを目的として、様々あるコミュニケーションツールの中から「バズセッション」「グループディスカッション」「ディベート」を実践をする。いずれも、思考を表現していく過程で、コミュニケーション力("ことば"と"こころ"と"思考"のキャッチボール)を身につけていくことを目指す。(注意事項)この授業は、半期で完結。前・後期に同様の内容を実施。 | ||||||||
【授業の進め方】 コミュニケーションの知識を備えた上で実践をしていく。まず、人前で話す事に慣れるための簡単なトレーニングから入り、「バズセッション」「グループディスカッション」「ディベート」等の実践を繰り返す。その中で、自己の課題点を見つけ出し次回に結びつけていくことを求める。具体的には、予習として毎時間の実践の準備を学習シートにし、復習として実践後のスキルアップの確認と自己の課題を学習シートへの記入する。これらは、毎時間チェックをする。また、最後の時間には授業のまとめとしてレポートを作成する。授業の内容を明らかにし確かな学習履歴を残すために、学習シートは毎時間提示する。なお、日本語の運用能力を確認するため「日本語検定」の受検を奨励する。 | ||||||||
【授業計画】 | 【授業項目】 | 【内 容】 | ||||||
1 回 | コミュニケーションとは? コミュニケーション能力自己診断 |
1.コミュニケーションの様々なツールについて 2.「話術」と「プレゼンテーション」の違い 3.コミュニケーション・センスを向上させるポイント 4.距離感をつかもう!(ハイタッチ&ミニタッチ) |
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2 回 | コミュニケーションする身体作り「コミュ体操」I | 1.視線に慣れるには(体感ゲーム&モデル・ウォーク) 2.レスポンスの実験(ペアワーク) |
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3 回 | コミュニケーションする身体作り「コミュ体操」II | 1.高速まわし読み 2.リーダーズシアター |
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4 回 | コミュニケーションする身体作り「コミュ体操」III | 「あなたの素敵なところ伝えます」認証すること/されること。(ペアワーク&グループワーク) | ||||||
5 回 | 説得力のある話し方とは? | 45秒CM(グループワーク) | ||||||
6 回 | バズセッション I |
1.グループディスカッションの様々な形態について 2.バズセッションの実践 ※どこでもシート使用 |
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7 回 | バスセッション II | 1.バズセッションの実践 ※どこでもシート使用 2.スキルアップするためのワンポイント・アドバイス |
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8 回 | グループディスカッション I | ディスカッションの課題は事前発表する。(要準備) | ||||||
9 回 | グループディスカッション II | 同上 | ||||||
10 回 | グループディスカッション III | 同上 | ||||||
11 回 | グループディスカッション IV | 同上 | ||||||
12 回 | ディベートマッチ I | 1.ディベートについて 2.ディベートマッチにチャレンジ! |
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13 回 | ディベートマッチ II | ディベートマッチにチャレンジ!(要準備) | ||||||
14 回 | ディベートマッチ III | ディベートマッチにチャレンジ!(要準備) | ||||||
15 回 | よりよいコミュニケーションために必要なこととは? | 「コミュニケーション」と「コミュニケーション・センス向上」に必要なことは何か。(レポート作成) | ||||||
【到達目標】 | 「バズセッション」「グループディスカッション」「ディベートマッチ」の基礎的を学習し、実践を通して各自がコミュニケーションのスキルアップを図ることを目標とする。 | 【徳山高専学習・教育目標】 | A2 | 【JABEE基準】 | 1(2)f | |||
【評価法】 | (1)グループディスカッション等の実践と最終レポートで総合評価する 最終評価=(実践80%+最終レポート20%) (2)グループディスカッション等の評価:準備メモ50%、マナー20%、積極的且つ有効な発言(ギャラリー時の他グループへのコメントを評価の対象とする)30% / 回数 (3)レポート評価:A+(100)A(90)A-(80)B+(75)B(70)B-(65)C+(60)C(55) | |||||||
【テキスト】 | テキストは使用しない。「学習シート」「プリント」「各自の実践記録」を、ファイルに綴じていくことで一冊のテキストになる。 | |||||||
【関連科目】 | 国語総合 I、国語総合 II |