国語総合 II(JapaneseII)
本科選択・必修開設時期単位数授業形態担 当
一般科目必修2年2講義谷本圭司
【授業の概要】
1年次の内容を基礎として、より深い作品理解と、それを通して多様な視点を身につけていくことを目標とします。
【授業の進め方】
 現代文を中心として、講義を行います。学習シートは、試験前に授業の内容の確認のために使用します。
 また、漢字テストを定期的に行います。
 なお、夏季休暇中に課題として、テキスト中の文章(あるいは、こちらで用意する文章)についてのレポートを求めます。
【授業計画】 【授業項目】 【内 容】
1 回 ・授業の進め方について
・随想「最初のペンギン」茂木健一郎
・授業の進め方について説明します。
・随想の読解。
2 回 ・随想「最初のペンギン」茂木健一郎 ・読解の続きとまとめを行います。
3 回 ・随想「わかりやすいはわかりにくい?」鷲田清一
・随想の読解とまとめを行います。
4 回 ・随想「わかりやすいはわかりにくい?」鷲田清一
・「俳句」
・随想に関するまとめ(問題演習等)

・俳句についての基本事項について解説します。
5 回 ・「俳句」 ・読解を行います。
(俳句は、第2部の「渡り鳥ー俳句十五句」から十句程度を選択し講義します)
6 回 ・「俳句」 ・読解および俳句に関するまとめ(文学史事項など)
7 回 ・中間試験に向けて ・中間試験の範囲について学習内容の確認をします。
8 回 中間試験 1〜7回の内容を範囲にしてテストを行います。
9 回 ・答案返却
・小説I『山月記』中島敦
・中間試験の返却と解説
・山月記への導入
10 回 ・小説I『山月記』中島敦 ・山月記の読解。
11 回 ・小説I『山月記』中島敦 ・山月記の読解。
12 回 ・小説I『山月記』中島敦 ・山月記の読解。
13 回 ・小説I『山月記』中島敦 ・山月記のまとめ。
14 回 ・詩
・期末試験に向けて
・第一部の詩歌より二編を選び講義します。
・期末試験の範囲について学習内容の確認をします。
期末試験 9〜14回の範囲で出題します。
15 回 答案返却など ・期末試験の返却と解説をします。
(・夏季休暇中の課題について。)
16 回 ・評論(2)「メディアと歴史」若林幹夫 ・読解を行います。
17 回 ・評論(2)「メディアと歴史」若林幹夫 ・読解の続きとまとめ、要約を行います。
18 回 ・評論(2)「コンクリートの時代」江下雅之 ・読解を行います。
19 回 ・評論(2)「コンクリートの時代」江下雅之 ・読解の続きとまとめ、要約を行います。
20 回 ・第二部評論(3)「『私』消え、止まらぬ連鎖」 高村薫 ・読解を行います。
21 回 ・第二部評論(3)「『私』消え、止まらぬ連鎖」 高村薫 ・読解の続きとまとめ、要約を行います。
22 回 ・中間試験に向けて ・中間試験の範囲について学習内容の確認をします。
23 回 中間試験 16回〜22回の範囲で出題します。
24 回 ・答案返却
・第一部 批評のまなざし「空白の意味」原研哉
・中間試験の返却と解説
・読解を行います。
25 回 ・第一部 批評のまなざし「空白の意味」原研哉 ・読解の続きとまとめを行います。
26 回 ・評論(3)「であることとすること」丸山真男 ・読解を行います。
27 回 ・評論(3)「であることとすること」丸山真男 ・読解を行います。
28 回 ・評論(3)「であることとすること」丸山真男 ・読解の続きとまとめを行います。
29 回 ・期末試験に向けて ・期末試験の範囲について学習内容の確認をします。
期末試験 24回〜29回の範囲で出題します。
30 回 答案返却など ・期末試験の返却と解説、および成績評価について説明をします。
【到達目標】言葉の意味と用法に関しての基本知識を身につけ、読解法の基礎および表現法の基礎を習得することを目標とします。
【徳山高専学習・教育目標】A2【JABEE基準】
【評価法】各期末に中間試験と期末試験の相加平均で評価。
学年末=(前期末成績+後期末成績)/2
・各試験において及第点に達しない場合には、学習確認用の試験を行う場合があります。
【テキスト】テキスト:『精選 現代文B』三省堂
副教材 :『精選 現代文B 学習課題ノート』三省堂
     『新版 パーフェクト常用漢字』(第一学習社)
     『新総合 図説国語』東京書籍(1年次のものを使用)
【関連科目】