土木法規(Administrative Law of Civil Engineering)
本科選択・必修開設時期単位数授業形態担 当
土木建築選択5年後1講義大成博文
【授業の概要】
土木行政、土木と法律、土地と国土、自然公物、公害と環境、防災に関する土木法規を概説する。同時に、国土開発法、公害環境法等に関する自主研究を行い、それを発表する。また、河川法に関する歴史的変遷を解説する。さらに、技術者資格について知るとともに、これらを取得することを目指す動機付けを行う。特許法を解説し、具体的なアイデアづくりおよび明細書づくりを行う。
【授業の進め方】
土木法規の基礎知識に関する講義、国土開発法、公害環境法に関する自主研究、レポート作成とその発表会、河川法に関する歴史的検討の解説等を行う。技術者資格の実際を解説する。知財構築の重要性を示し、各自のアイデアを抽出し、特許の明細書作りを実際に行い、それを踏まえて発表会も行う。
【授業計画】 【授業項目】 【内 容】
1 回 授業ガイダンス・土木法規の体系の概説
授業の進め方と土木法規の体系と法律論の基礎を概説する。小テスト1
2 回 土木法規の基礎知識とキーワード 土木法規の基礎と重要キーワードを解説する。
小テスト2
3 回 課題研究(国土開発法、公害環境法の説明)の説明、テーマの選択 年代区分を行いながら、戦後の国土開発の特徴を概説する。それらと国土開発法、公害環境法の関係について調査研究する課題を提示する。
4 回 課題研究における資料収集と調査研究 年代ごとに選択したテーマに関する、インターネットなどを利用して資料収集を行う。また、その結果をもとに分析を行う。調査研究報告書の概要提出。
5 回 課題研究におけるレポート作成 調査研究報告書をレポートしてまとめ、提出する。
6 回 戦後の河川法の変遷と新河川法改定の意義、特徴 戦後における3回の河川法改定の変遷と体系、改定の意義を概説する。小テスト3
7 回 河川法における問題点と課題 河川法における問題点と課題を具体的に検討し、レポート作成のための作業を行う。
8 回 中間試験 土木法規の基礎知識、国土開発法、河川法に関する試験を行う。
9 回 知財とはなにか、特許とはなにか 知財創造サイクルの構築、知財構築(特許)の重要性について解説する。特許明細書の解説。小テスト4
10 回 アイデア探し、アイデアの抽出
明細書の基本骨格決定
アイデアの分野、アイデアの抽出法、選択法、決定法を習得する。明細書の基本骨格の具体的検討。
11 回 アイデアの決定、明細書の作成 決 決定したアイデアの新規性、問題解決性、有用性、実現可能性などを検討し、明細書に書き入れる。レポート提出
12 回 明細書の検討1 明細書の各項目に関する具体的な検討を行う。請求項の検討。
13 回 明細書の検討2 明細書の検討。請求項以外の項目の検討、図面の検討。
14 回 明細書のまとめ 明細書の内容を具体的に検討し、最終的にまとめる。
明細書の提出
期末試験 許法、明細書の書き方などについての試験を行う。
15 回 答案返却など 試験の解説と1年間の総括。
【到達目標】土木法規の基礎知識と重要キーワードを習得する。同時に、国土開発法、公害環境法に関する自主研究を行い、国土開発と法律の相互関係を理解する。河川法の変遷と意義を理解する。技術者資格の意義と重要性を理解する。知財(特許)の構築と実際の特許明細書づくりを通じて、知財創成の重要性を知るとともに、特許申請ができるようになる。
【徳山高専学習・教育目標】C1【JABEE基準1(1)】d-2a
【評価法】試験(50%),小テスト(10%)、レポート(明細書を含む)40(%)で評価する。
【テキスト】なし(プリント配布予定)
参考図書 土木法規の知識 石井一郎著 鹿島出版会 書いてみよう特許明細書 特許庁
【関連科目】環境衛生工学(5年)、河海工学(5年)