国語総合 I(Japanese)
本科選択・必修開設時期単位数授業形態担 当
一般科目必修1年4講義一色誠子(1組・2組) 好村友江(3組)
【授業の概要】
 柔軟なものの見方・考え方を、さまざまなジャンルの文章を読み深く考えることによって学びとっていく。
 まずは、〈ことば〉に敏感になり、〈ことば〉を意識することから始めたい。
【授業の進め方】
 授業は、テキストの読解を中心に進めていく。現代文の単元と古典の単元〈漢文を含む〉を、交互に取り扱う。また、授業中にグループ活動も随時取り入れる。
 授業では、学習の指針となり学習履歴となる「学習シート」を毎時間使用する。漢字の学習は、漢字テキストを用いて自宅での学習とするが、月1回の確認テストを実施する。なお、授業には、国語辞典〈電子辞書可〉を携帯すること。
 以下の[授業計画]は、1回=1週として記載している。
【授業計画】 【授業項目】 【内 容】
1 回  授業の進め方について
 中村桂子「『常識』の常識」@A
 p15〜
@学習の仕方と授業の進め方について説明する
「『常識』の常識」を読み、考えたことをメモする
A日常生活の中にある「それは常識よ」と思うものを挙げ検証する(一部グループワーク)
2 回  中村桂子「『常識』の常識」BC
 p15〜
B生物の生息する環境についての「常識」と実際について考える
C「常識」をどのように取り扱っていけばよいのかを考える
3 回  古典の基礎
 「児のそら寝」(宇治拾遺物語)
  @A p202〜
@古典の基礎として、〈歴史的仮名遣いと現代仮名遣い)について学習する(p205〜p206)また、仮名遣いに関する練習問題を通して、仮名遣いをマスターする。その後、「児のそら寝」を音読する。
A本文の語句の説明と口語訳をし、僧たちの笑いがとまらなかった理由を考える
4 回  「仁和寺にある法師」(徒然草)
  @A p218〜
@「徒然草」と吉田兼好について(便覧使用)
  本文の音読と口語訳
A作者はなぜ「少しのことにも、先達はあらまほしきことなり。」と言ったのか考えてみよう。
5 回  「仁和寺にある法師」BC
B用言の活用について(p211〜p214)
C本文中の用言を活用させる
6 回  「清兵衛と瓢箪」(志賀直哉)
  @A p39〜
@作者(志賀直哉)について。第一読後感をメモする
A清兵衛のプロフィールをまとめ、人物像を明らかにする
7 回  「清兵衛と瓢箪」(志賀直哉)
  BCp39〜
B教員はどのような人物として描かれているのかを読み取る
Cこの小説のおもしろさを考える(一部グループワーク)
8 回 中間試験 1回〜7回の授業の内容を、試験の範囲とする
9 回  中間試験の返却と解説 
 「ゆく河の流れ」(方丈記)@A
  p225〜
中間試験の返却と解説
@鴨長明と「方丈記」について(便覧使用)
 本文を音読し口語訳をつける
A助動詞の用法を知る(p227〜)
10 回  「ゆく河の流れ」(方丈記)BC
 
B本文中の助動詞を探しその用法を確認する
C本文中の助動詞を活用させる
11 回  「しゃぼん玉は丸い」〈安野光雅〉 @Ap57〜 @「1」〜「4」で取り上げられている話題と具体例を整理する
A筆者は「すごい力」をどのようなものと考えているのか
12 回  「しゃぼん玉は丸い」〈安野光雅〉 BCp57〜 B「空想の世界」とはどのような世界なのか
C筆者の主張をまとめる
13 回   「二十億光年の孤独」(谷川俊太郎)@Ap76〜 @谷川俊太郎と詩について(便覧使用)
A詩の中の〈ことば〉の使い方に注目する
14 回  「二十億光年の孤独」(谷川俊太郎)BC p76〜 B詩の中の、宇宙についての科学的な説明について
C作者の主張はどこにあるのか
期末試験 9回〜14回を試験の範囲とする
15 回 答案返却など 試験の返却と解説
今後の授業予定についての説明
16 回  「折々のうた」〈大岡信〉p23o〜
  @A「万葉集」二首
@「万葉集」と歌人について〈便覧使用〉
A「淡海の〜」「春の苑〜」を読む
17 回  「折々のうた」〈大岡信〉p23o〜
  BC「古今和歌集」四首
B「古今和歌集」と歌人について〈便覧使用〉
C「五月待つ〜」「秋来ぬと〜」を読む
18 回  「折々のうた」〈大岡信〉p23o〜
  D「古今和歌集」四首
  E和歌の修辞について
D「春の夜の〜」「志賀の浦や〜」を読む
E和歌の修辞について〈p241〜p241、便覧〉
19 回  「青春のうた」@A p136〜
 
@与謝野晶子とその歌
A石川啄木とその歌
20 回  「青春のうた」BC p136〜
B北原白秋とその歌
C斎藤茂吉とその歌
21 回  「青春のうた」DE p136〜 D近藤芳美とその歌
E寺山修司とその歌
22 回  「青春のうた」FG p136〜 F俵万智とその歌
G河野裕子とその歌
 ※短歌を詠み、3クラス合同で選歌をする。
23 回 中間試験 16回〜22回を範囲とする
24 回  中間試験の返却と解説
 「羅生門」(芥川龍之介)@ 
  p84〜
中間試験の返却と解説
@芥川龍之介と作品の時代背景について(便覧使用)
25 回  「羅生門」(芥川龍之介)AB 
  p84〜
A小説の季節と時間を読み取る。登場人物の境遇をまとめる
B「下人」の気持ちの動きを整理する
26 回  「羅生門」(芥川龍之介)CD 
  p84〜
C「老婆」の主張をまとめる
D〈語り手〉の存在を考える
27 回  「羅生門」(芥川龍之介)EF 
  p84〜
E「下人」のその後を想像し話し合う
F芥川の古典に取材した他の作品を読む
28 回  漢文の基礎@A p256〜 @訓点のきまりを学習し、練習問題を解き確認する
A@の学習を踏まえ、書き下し文を書く
29 回  漢詩 @A p268〜 @漢詩のきまりを学習し、漢詩を読む
A「春暁」「竹里館」「静夜思」を読む
期末試験 24回〜29回を試験の範囲とする
30 回 答案返却など  後期末試験の返却と解説
 一年間のが学習の総括
【到達目標】 現代文の分野でも古典の分野でも、正しい語句の意味と使い方ができるようにする。
 文章を、雰囲気で読むのではなく、考えながら読むことができるように読解の基礎を身につける。
【徳山高専学習・教育目標】A2【JABEE基準1(1)】
【評価法】 定期試験80%、漢字確認テスト/11回10%、グループ活動・発表10%で、総合評価する。
 学年末評価計算式:(前期中間+前期末+後期中間+後期末+漢字確認テスト/11+グループ活動・発表)/6
【テキスト】 「新編国語総合」(東京書籍)、「学習課題ノート 新編国語総合」(東京書籍)
 「カラー版 新国語便覧」(第一学習社)
 「必携 新国語常識」(京都書房)
【関連科目】