学校生活

全国高専デザコン2016 in Kochi 構造デザイン部門でダブル受賞!

 161222t.jpg

平成28年12月17日~18日に高知市ぢばさんセンターで行われた「デザコン2016 in Kochi」の構造デザイン部門で、結美弦(ゆみづる:EC1山根達郎君、CA4加納萌里さん、CA3佐々木日菜さん、寺西冴映さん、CA2貞本侑香里さん、山本真奈美さん)と透ヶ織(すきがおり:EC1小山諒子さん、CA3横屋翔君、徳重茜さん、藤永りささん、CA2中村智哉君、CA1裏谷万葉君)の2作品が優秀賞と企業賞(日刊建設工業新聞社賞)のダブル受賞を果たしました。構造デザイン部門でのダブル受賞は2年連続、優秀賞(準優勝)は3大会連続の快挙です。
今大会は、昨年度と同様に直径0.7~2mmの銅線をハンダ接合して組み立てたスパン90cmのメタルブリッジによる載荷試験とプレゼン評価によるものでしたが、作品の高さ制限が増され、しかも橋の下に一定の空間を設けるという条件が付加されたため、昨年よりも格段に難易度の高い課題でした。
「結美弦」は、有限要素法による構造解析を重ね、徹底的に合理化されたアーチリブと手作業にこだわった匠の技により、わずか168gの作品重量にも関わらず60kgの荷重に耐え抜き、プレゼンでも高得点を得て、準優勝(60作品中)を獲得しました。
「透ヶ織」は、鋼製の歯車を用いて高さ5mmのミニラチス梁を高精度かつ連続的に製作し、アーチリブに採用したユニークなアイデア満載の作品です。191gの軽さと60kgの耐荷重、さらには満点のプレゼン得点を獲得し、企業賞(第4位)の受賞となりました。
37高専から60作品がエントリーする中での第2位と4位は素晴らしい戦績ですが、3大会連続での準優勝に、メンバー一同は嬉しさと共に悔し涙がにじんだ、印象深い高知大会でした。来年の岐阜大会に向けて、悲願の優勝に向けて、また長い道のりが始まります。

平成28年11月29日

 

Copyright(c) National Institute of Technology, Tokuyama College. All rights reserved.