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長い長い高専坂を登り、入学したのが、ついこの前のような気がします。以来5年間、雨の日も風の日も雪の日も、暑い日も寒い日も、この坂を登り続けました。
普通の高校生とは違う、というちょっとした優越感。それもつかの間、慣れない実習、専門分野の授業。容赦なく迫り来るレポートの提出日。提出後のあの達成感と開放感。連帯を深めた高専祭のバザー、クラスマッチ、研修旅行。友と励ましあった資格取得試験。挫折も味わいました。下校時、正門より見た、海に沈むオレンジ色の夕日。私はこの景色が好きでした。これが青春なのだと感激したこともありました。ロボコンの映画撮影もありました。今をときめく俳優さんたちとの共演、ツーショット写真。様々な出来事が脳裏に浮かんできます。そして、卒業研究、発表。
今日、高専坂を降りたとき、すべてが良い思い出となることでしょう。
この間、忘れることのできない、とても辛く、悲しい出来事もありました。私たちは、一致団結してその悲しみを乗り越えてきました。
天国の友達、見ていますか?
どうぞこれからも、徳山高専と私たち皆のゆく先を見守っていてくださいね。
最後となりましたが、本日は私たちのためにこのような盛大な卒業式を挙行していただき、誠にありがとうございました。来賓の皆様、校長先生をはじめとする教職員の皆様、在校生の皆様に心より御礼申し上げます。皆様より頂いたお言葉を胸に、徳山高専で学んだことを充分に発揮し、世界に通用する技術者となり、社会に貢献する決意です。
また、この場を借りて成長を見守ってくれた父、母に感謝します。私たちを産み、育ててくれてありがとう。これから社会に出て行く私たちがちょっと疲れたとき、心のよりどころとなってくれたら幸いです。
お別れにあたり、皆様のご健康とご活躍、そして徳山高専のさらなるご発展を願いまして、答辞といたします。
平成19年3月13日
徳山工業高等専門学校 第29期卒業生代表
情報電子工学科 竹上小百合
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