第28回卒業式・第10回専攻科修了式

祝辞  後援会会長 横山博司

 ご卒業される第二十八回卒業生のみなさん、そして、第十回専攻科修了生のみなさんおめでとうございます。保護者の皆様におかれましては、お子様方が晴れの卒業式を迎えられ、お喜びのこととお祝い申し上げます。また、生活習慣や言葉の違いを克服し、卒業証書を手にされた留学生のみなさん卒業おめでとうございます。

 皆さんは、将来への希望に胸ふくらませて、本校に入学して以来、「世界に通用する実践力のある開発型技術者」を目指して、心身を鍛え、友情を育みながら、確かな知識と高い技術力を身に付けるため、日々努力されてきたことと思います。その努力の甲斐あって、本日 卒業 或いは 修了という良き日を迎えられたわけであります。

 今、皆さんは、達成感を持って学生生活を振り返り、それぞれの夢の実現に向けて、再び決意を新たにされていることと思います。

 皆さん方はこれから直接社会に出て仕事に就かれる人もいれば、専攻科や大学あるいは大学院に進学する人もいます。進路は様々ですが、高専で学んだことを基礎として、それぞれの場所で、必要とされる力を身につけていかねばなりません。卒業はひとつの区切りであって、これからも常に学び続けて行く事が必要です。

 現代社会は、不安の時代とか不確実な時代と言われています。単に記憶した知識だけでは、このような時代を生き抜いていくことはできません。身につけた知識を基にして、自分の頭で考える力、思考力・創造力が必要とされる時代だと思います。

 これから皆さんが直面するであろう、人生の様々な問題には、教科書を開いても必ずしも答えがあるとは限りません。そのようなときにこそ、思考力が必要とされるのです。広い教養と専門知識を基礎にして、思考能力を絶えず高めて行くことがこれからの人生で必要である事を忘れないでください。それがこれから始まるのだということを決して忘れてはいけません。

 これからも学ぶ姿勢を忘れず、努力することによってのみ、皆さんの将来は輝かしいものとなるのです。高い志を持って目標に向かって努力を続け、自らを鍛え、納得の行く人生を切り拓いていって欲しいと思います。

 最後になりましたが、入学当事未熟であった皆さんを、豊かな人間性のある世界に通用する技術者として育て上げて下さいました、天野校長並びに教職員の皆様に、心より感謝申し上げます。また、卒業生の皆さんの今後益々のご活躍と、一層の飛躍を期待致しまして祝辞とさせて頂きます。

平成18年3月10日
    徳山工業高等専門学校
後援会会長 横山博司