本日は、私たちのためにこのような盛大な修了式を挙行して頂き誠にありがとうございます。校長先生並びにご来賓の皆様の御祝辞、また在校生からの心温まる送辞を頂き、いよいよ専攻科を修了するのだと改めて感じると共に、決意を新たにしています。
専攻科に入学してからの2年間は、本当に瞬く間であったと感じています。瞬く間であったにも関わらず、思い起こしてみると非常に密度の濃い、例えるならばトランジスタ、抵抗、コンデンサ、ダイオードなどの素子が一つの基板にギュッと詰まったICチップの様な日々でした。
2年前、多くの仲間が新しい道を進み始めた頃、私たちも専攻科という新しい道を歩み始めました。専攻科に入学した当初は、TOEICでスコア400以上を取ること、研究を進めて学会で発表すること、学位試験に合格することなど、修了要件をクリアできるのかどうか不安ばかり感じていました。時にはハードルのあまりの高さに、無力感、孤独感に苛まれ、コースアウトしてしまいそうになることもありました。そのような時には、共に悩み、励ましてくれる仲間の存在が心の支えとなり、再びハードルに立ち向かうことができました。そして、一つ一つ、ハードルをクリアする度に、やればできるのだと自分に自信を持つことができました。普段の学校生活においても、研究や講義に関する私たちの質問に根気強く付き合ってくださった先生方、さらに、朝から晩まで、なかなか家に帰らない、いえ、帰れない私たちを叱らず、暖かく見守り、支えてくれた父母に心から感謝しています。
本日をもって私たちは、徳山高専を巣立ちます。徳山高専で学び、経験して得た多くのことを糧に、これからの新しい生活に向かって進んで行きます。
終わりになりますが、諸先生方、職員の皆様、並びに在校生の皆様のご多幸とご健康、そして今後の徳山高専と専攻科の更なる発展をお祈りし、謝辞と致します。
平成17年3月16日
徳山工業高等専門学校専攻科
第9期修了生代表情報電子工学専攻
日高 基子
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