第26回卒業式 及び 第8回専攻科修了式

答辞  卒業生代表 情報電子工学科 有熊 威

 高城の丘にも春の緑が目につき始めた今日ここに、この様な盛大な卒業式を挙行していただき、私達卒業生一同、心から感謝しております。
 私達は、この五年間、専門技術の習得はもとより、科学的視点から判断する能力、他者との協調性など、人間的な完成を第一儀として勉学に励んでまいりました。恵まれた環境の中、多くの人との出会いを経て、私達は想像以上のポテンシャルを蓄えることが出来ました。
 世界は、航空技術の普及により、私達が意識している以上に身近なものとなっています。利便性を追求した代償として、私達は、テロや疾患の感染拡大に代表される、多くの脅威にさらされています。
 先端科学に目を向ければ、バイオテクノロジーの発達に伴い、クローニングや生命の選別などの技術が現実化しています。
徳山高専を卒業する私達は、これら諸技術の開発・普及に、様々な分野の技術者が携わっている事を再認識する必要があります。
 私達は、単に自分たちの平和のみを求めるのではなく、国際人としての資質を身につけ、各人に与えられた課題・責務を熟慮し、積極的に、責任感を持って対処していく覚悟です。
 最後に、これまで私達をご指導下さいました諸先生方、並びに陰ながら支えて下さいました職員の方々に心から御礼申し上げ、その御健康と徳山工業高等専門学校のより一層の発展をお祈りいたしまして答辞といたします。

平成16年3月18日
徳山工業高等専門学校
第26期卒業生代表情報電子工学科
有熊 威